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クワガタ採集記
2005年7月28日 ルッキング、根元掘り
昨年の夏に、家内と子供たちが友達に連れられて行ったポイントに行きました。
昼間にルッキングと根元掘りでカブトムシ雄雌やノコギリクワガタの雄などを採ったということでした。
山の中にローラーすべり台やアスレチックのある場所を横目で見ながら、小山の頂上付近に着いたのが
10時ごろ。すぐ横に車の通れるアスファルトの道があり、かなり開発された感じの場所で、不安がつのります。
子供たちに案内されたポイントはほぼ1列にクヌギが10本程度並んでいるだけで、
あとは生育不良の杉と藪になっています。
「ここを掘ったらカブトムシが出てきたのよ」と言いながら家内がクヌギの根元を掘り始めました。
上の子は「こういうのは環境破壊じゃないの」と言いつつ、家内に続きます。
私も根元掘りをすると生育場所を荒らすような気がして嫌なのですが、下の子に催促されて掘ってみました。
「これクワガタ?」という家内の叫び声に行ってみると、ノコギリの雌でした。
これが今年最初のクワガタということで、一気にテンションは上がります。
その後、私がコクワガタの雌を1頭掘りだしましたが、子供たちの収穫はゼロ。
この場所ではこれが限界なのでしょう。
来年はこの場所での採集はお休みにしようと思いながら11:30に今年最初のクワガタ採集は終了しました。
2005年7月31日 灯下採集
根元掘りとか材割りとかは生育環境を破壊するのでやめることにして、今年は灯下採集主体にすることにしました。
ただ、灯下採集での実績はほとんどないのが不安。
子供を車に乗せて、オオクワガタの産地で有名なS県K町に着いたのが20:00前。
2日ほど前まであんなに暑かったのに、今日は非常に涼しい気候。
クワガタの季節としては遅く、妙に涼しいのが気になります。
安全に車を止められる自動販売機などを順に見て回りますが、クワガタどころかカブトムシやカミキリムシも皆無。
ドウガネブイブイなどが2,3匹飛んでいるだけという最悪の状況。
やはり変に涼しすぎるのはよくないのかも。
それにも増して問題なのは、灯火がないこと。
水銀灯があっても点灯していない!
不況なんですね。
しょうがないので、県道沿いに車を走らせますが、今度は水銀灯すらない!
自動販売機についているカエルを横目に子供をなだめる羽目に。
結局、この夜の成果はクロカミキリ1匹とコガネムシ類のみという、惨憺たる惨敗に終わりました。
2005年8月3日 灯下採集
3家族合同キャンプをやることになったので、いつものように空の虫かごや補虫網を車に乗せて出発。
途中軽いハイキングをこなして、カーナビ頼りにいざ目的地へ。
おまけで付いてきたカーナビだからか、ガイドブックに書いてあった道順とは全く違って、
農免道路とか県道xx線とかの山道ドライブを堪能して到着。
キャンプ場内にはクヌギやコナラが植えられており、水銀灯もあっていい感じ。
川の向こう岸にもそれらしき雑木林が広がっている模様で、密かに期待感が高まる。
家内の強い希望もあってキャンプとは言いながら今年はコテージで泊まることに。
夕方からバーベキューの火起こしを開始。
とは言っても着火剤という文明の利器があるので、いたって順調に炭火はおこり、
バーベキュー開始。
コテージのそばの水銀灯が良く見える位置に陣取って、ちらちらと虫の飛来状況を観察していると、
出ましたオオミズアオ!
確かオオミズアオが出る夜はオオクワガタをゲットするチャンスと聞いたことがあったような。
遠目にも虫の密度は濃い感じで、ますます期待が膨らむ。
こんな所ならトラップも用意しておけば良かったなと反省しながら、ビールは控えめに。
1次会のお開きを待ちかねたように暗闇に消える私。
水銀灯のまわりを丹念に見ていくと、少し離れたクヌギの幹に黒い虫が1匹。
オオクワガタにしては少し小さいが、りっぱな雌のクワガタムシ。
車に虫かごを忘れていたので駐車場に向かうが、その途中でブーンという羽音とともに首筋に何かがぶつかる。
反射的にその虫をつかむと何と大きな雌のカブトムシ。
虫かごに2匹を入れて、さらにキャンプ場内を灯下採集したが、残念ながら戦果はそれだけ。
ともかく子供たちも動員しようとコテージに戻り、「クワガタの雌とカブトムシの雌をつかまえたよ」と言うと、
「おじさんの背中にクワガタ!」というご返事。「えっ、ほんと?」
背中についてきたのはミヤマクワガタの雄。
これをきっかけに子供6人が採集開始。
子供たちに灯下採集のこつを伝授しながら、
私ももう1周したが、カブトの雌を1匹見かけただけで、オオクワガタはおろか他のクワガタもゲットできず。
結局、この晩の収穫は3家族合計でミヤマクワガタ雄1、ノコギリクワガタ雄1、雌2、
カブトムシ雌3でした。
大人が本気でもっと徹底的にやればもう少し採れる場所ですが、
平日とはいえ、夏休みに客がわれわれだけというキャンプ場が来年も存在しているかどうかが、
最大のポイントだと思いながら、翌朝いつもの県道ドライブで家路につきました。
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