ベゴニアの生い立ち
シュウカイドウ科ベゴニア属に属する園芸植物をわれわれは総称してベゴニアと呼んでいますが、その種類は原種だけでも2000種以上あるといわれ、園芸品種にいたってはいったいどれだけあるのか皆目見当もつきません。 原種は世界中の熱帯から亜熱帯の湿潤で温和な地域に分布しています。 わが国では石垣島などに生育しています。 科の名前にもなっているシュウカイドウは中国原産ですが、日本でも寒さに強いために庭の中の日陰の湿った所によく植えられています。ベゴニアの種類
ベゴニアには球根ベゴニア、 エラチオールベゴニア、 木立性ベゴニア、 ベゴニアセンパフローレンス(四季咲き性ベゴニア)、 根茎性ベゴニア、 フォーチュンベゴニア、 など、さまざまな品種群があります。ベゴニアの性質
原産地からもわかるように、一般に寒さに弱く、どちらかというと湿り気のある土を好みます。 しかし、種類が多く変異に富むため、生育温度条件などは種類によってかなり異なります。 また、環境の変化に比較的弱いために、鉢花では ひんぱんに置く場所を変えることは避け、室内から屋外に出す場合でも、徐々に 日光に慣らしていくようにします。普通、生育力が旺盛で、挿し木が簡単に行えます。
一方、種は非常に小さく、発芽してもルーペで見ないと双葉が確認できないほどなので、種からの繁殖には慎重さが必要です。 多くの場合、品種間の交配も可能で、 その場合には種子を取って繁殖させることになります。 また、球根ベゴニアでは球根を作るために、通常は球根から栽培を始めることになります。 球根ベゴニアや木立性ベゴニアでは現在でも遺伝子が必ずしも固定されていないために、交配すると思わぬ劣ったものができることが多いようです。ベゴニアの花言葉
ベゴニアの葉をよく見ると左右が非対称であることがわかります。 左右非対称の葉を持つ植物は珍しくベゴニアを見分ける特徴となっています。 左右非対称の葉を持つために、「片思い」とか「不調和」といった不本意な花言葉がつけられていますが、 現代のような不確実な時代には案外マッチしているのかもしれませんね。PR
更新情報・お知らせ
ガーデニンググッズ並木からのお薦めアイテム
[昭和精機工業]家庭用発芽育苗器:菜蒔期(さいじき)サーモセット[加温用] 春先は意外と寒いもの。種まきしても遅霜にでも会ったら大変!
この発芽育苗器があれば、今から種まきしてもOK
今年はあなたが種まきして育てた苗で花壇を埋め尽くしませんか?
フラワーショップ並木からのお薦めの季節の鉢花、花苗
バラ苗 プリンセスドゥモナコ 国産大苗6号スリット鉢 ハイブリッドティー(HT) 四季咲き大輪 複色系 白にピンクの覆輪の入る超有名なハイブリッドティーです。モナコ広告の王妃だったグレース・ケリーにちなんだ品種名になっています。
大輪、四季咲き、微香、低性のバラです。