クレマチス
クレマチスは日本の奥様方に絶大な人気のあるつる植物ですね。
クレマチス属(Clematis)は原種だけで世界に約300種類あると言われており、原種間の複雑な交配によって非常に多数の品種が作出されてきました。
クレマチスはバラや菊よりも少し生命力に弱さが見られますし、品種によって剪定の仕方が異なるなど、むずかしい面もあります。
そのため、せっかくきれいなクレマチスの開花株を購入しても、枯らしてしまったり、仕立て方がわからずに放任されていたりすることも多いようです。
しかし、クレマチスは一度こつをつかむとフェンス一面にみごとな花を咲かせてくれるようになります。
手をかければ、かけただけの価値があるところもクレマチスの人気の秘密なのかもしれませんね。
クレマチスの品種
クレマチスの育て方
クレマチスは基本的に、水も太陽も有機質肥料も大好きです。
移植を嫌い、真夏の直射日光も嫌います。
上記に示したように系統により花の咲く時期や剪定方法が異なります。
用土は有機質に富んだ水はけの良いやや重めの土が良いようです。
花壇に植え付ける場合は、蔓が伸びることも考えて場所を選定しましょう。
春や秋に日陰になるような場所は避けます。
植え付け場所が決まったら腐葉土や有機質肥料をたっぷり、すきこんでください。
鉢植えの場合はやや大きめの深鉢がいいでしょう。
クレマチスには、春にしか花が咲かない一季咲きの品種と環境が良ければ何回でも咲く周年開花品種があります。
通常、一季咲きの品種は花後に強剪定を行い、周年開花品種は花後に弱剪定を行います。
ただし品種によっては例外もありますので、よく確かめて下さい。
木が弱い間は、花数をコントロールして、木を弱らせないようにします。
剪定した枝は挿し木することができます。
クレマチスは植え替え時に枯れることも多いので、大切な品種は多めに挿し木苗を作っておきましょう。
夏は、ともかく水切れをおこさないことが第1のポイントです。
7月になったらピートモスなどで株元をマルティングしてください。
暑さに弱い品種では蒸れるのも良くないので、梅雨が明ける前に枝数を減らす間引き剪定を行って、風通しを良くしてください。
クレマチスは鉢植えの場合、真夏に旅行される時は、
自動水遣り機をセットするなどの、水切れ対策が必要です。
多くの品種は冬に葉が落ちますが、鉢植えの場合は鉢土を凍らせないように管理してください。
また、鉢に根がいっぱいになったら植え替えする必要がありますが、根を傷めないようにしないと、弱ってしまいますので注意が必要です。
クレマチスの植え替え適期は2月です。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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