日本だけでなく、中国、韓国、フランスなど世界各地でアンコウは食べられています。
フランス料理ではソテーにされることが多いようです。 その他、揚げ物、燻製にも利用されているようです。アンコウは俗に皮,肝臓(あん肝・きも),鰭(とも),頬肉,体肉(やなぎ),胃(水袋),卵巣(ぬの,ちりめん),鰓を「アンコウの七つ道具」と呼びます。
また、アンコウの肝臓(あん肝)は海のフォアグラとも呼ばれているほど、美味ですね。 アンコウ鍋にもあん肝を入れるので、おいしいのですね。また、一夜干しやミリン干しにしたアンコウも、おいしいですよ。
ちなみに、アンコウは深海魚なので、体が柔らかく粘りがあるので、普通の方法ではさばきにくく、下顎にフックをかけて、吊るし切りでさばかれます。 なお、雄は小さいので、食用になるのは雌だけです。