インターネット食材事典

中国の煎餅は柔らかい小麦粉の焼き菓子ですが、日本の煎餅は小麦粉や米粉を硬く薄く焼いたものを指します。

日本の煎餅も、もともとは小麦粉が原料で砂糖や卵を入れた瓦煎餅のものが主体でした。 このようなものを甘味煎餅と呼びます。 おもに関西で作られました。

米粉を原料とするのは米菓煎餅と呼ばれます。 草加煎餅が有名ですが、醤油味や塩味を利かせたものが多く、おもに関東で作られました。

米菓煎餅が関西に戻って、もち米を原料にした「あられ」や「おかき」になったようです。

炭酸煎餅や八つ橋、南部煎餅など各地の名物としてさまざまな煎餅がありますね。