暮れの庭の大掃除
お庭の掃除の基本は、「上から下へ」ですね。 下を掃除した後で、高い木の枝を切ったりしたら、また、下が散らかってしまいますからね。 まずは、高木の剪定をしてください。 落葉樹は、まだ葉が残っていたら全部、取り除いてください。 常緑樹は、すかし剪定を行います。 次に中程度の木も同様に剪定しましょう。 そして、低木の剪定・刈り込みを行います。 その後、下草の整理と地上部の掃除を行います。 なお、下草の上の木を剪定する時には、下草の上にシートなどをかぶせて、下草の間に切った枝葉が入り込まないようにしましょう。 下草は枯れた部分や伸びすぎた部分を切り取りましょう。 もちろん、雑草も根から抜き取ります。 最後に、敷き砂利や「つくばい」の周りを掃除して終わりです。 なお、お庭に芝生もある場合には、地上部の掃除の前に、芝刈りをしておきましょう。松のもみあげ
マツの古い葉を手でしごいて取り除くことを、「もみあげ」といいます。 新葉は必ず残しておいてくださいね。 これは、マツの新陳代謝を良くして、見た目にも効果があるので、毎年、必ず励行してください。常緑樹のすかし剪定
常緑樹は冬でも緑があっていいのですが、茂りすぎていると、お庭を暗くしてしまいます。 他の植物の生育にも悪いですし、お庭の雰囲気も暗くなりますので、お正月前に強めのすかし剪定して、お庭を明るくしましょう。 木の上の方や南側は日当たりが良いので、どうしても茂りがちになります。 強くすかし剪定することで、下枝や北側の枝にも日が当たるようになります。 すかし剪定をする時は、必ず、木の内側からも見るようにしてください。 外側から見て表面だけを剪定しても、中まで日が当たってないことがよくあります。 剪定が終わりましたら、木全体をゆすって、切った枝葉を落としてください。 そのままにしておくと、枯れて見た目が悪くなりますし、病虫害の温床にもなりかねません。関連コンテンツ
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