山野草の夏越し
高山性の植物はもちろんのこと、低山性の植物でも、真夏の日本の平地は暑すぎます。 特に、アスファルトとコンクリートで固められた都会は、熱帯並みの気温になってきています。 ですから、皆さんのご家庭で山野草を育てる最大の難関は夏越しなんです! ここでは、鉢の置き場所を涼しくする方法と、鉢土を涼しくする方法をお伝えします。鉢の置き場所を涼しくする
遮光する
遮光ネットなどで、真夏の強い日差しを遮ってください。 山の中は、日が入りにくいので、真夏の直射日光に長時間当たると山野草は葉焼けする場合があります。 遮光ネットは、もちろん、置き場所周辺の温度を下げる効果もあります。棚上に置く
真夏は照り返しで、地表面はかなり熱くなります。 山野草の鉢は必ず地表から20cmは離してください。照り返しを防ぐ
棚下には人工芝や古いカーペットなどをしいて照り返しを防ぎましょう。打ち水をする
水は蒸発するときに気化熱を奪います。 棚下や家の壁などの打ち水すると、気化熱によって、かなり温度を下げることができます。木陰に移す
高い木の下の木陰に棚を移すのも効果的です。 ただし、棚から上に2mくらいは空間があるようにしてください。 また、種類によっては、木の枝から吊り鉢にする方法もあります。 ただし、吊り鉢は乾きやすいので注意してください。鉢土を涼しくする
二重鉢にする
一番、簡単に鉢土の温度の上昇を抑える方法は、二重鉢にする方法です。 素焼き鉢などに入れた山野草を、鉢ごと、ひとまわり大きい素焼き鉢に入れ、2つの鉢の間に赤玉土などを入れておくのが二重鉢です。 二重鉢は断熱効果だけでなく、鉢と鉢の間の土にも水をやることで、気化熱による温度低下効果もあります。砂箱法
大き目の平鉢に川砂を入れて、素焼き鉢に入れた山野草を3cmくらい埋め込む方法です。 多湿を嫌う植物に効果的です。 この場合も、川砂に少し水を含ませて、気化熱の効果を利用すればいいでしょう。 平鉢がない場合は、多めに水抜き穴をあければ発泡スチロール箱でもOKです。特殊な鉢を利用する
鉢の厚さを厚くした断熱鉢、鉢の壁に気泡を入れた山草鉢、中底の下に水を入れて、その水が鉢壁から気化することによって鉢土を冷やす水冷鉢などがあります。関連コンテンツ
夏越しの裏技
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