ミニバラのスタンダード仕立て
鉢から1本の枝が長く延びて、その先にこんもりと咲かせるのがスタンダード仕立てですね。 ミニバラをスタンダード仕立てにすると、いつも背の低い小さな鉢で咲いているミニバラが、りっぱな大鉢になります。 玄関先などに置いておくと、インパクトがあります! ここではミニバラのスタンダード仕立ての作り方を解説しましょう。 秋のうちにノイバラの台木の準備をしておいて、2月になったら一気にミニバラを台木に接ぎます。ノイバラで台木を作る
スタンダード仕立てのミニバラの長い枝の部分はノイバラで作った台木です。 台木用の市販のノイバラを使うか、一晩水上げしてから挿し木します。 適期は10月中旬から11月中旬の気候の良いときです。 接木は初心者のうちは失敗しやすいので、台木は2,3本作っておくといいでしょう。台木の芽取り
接木する直前に、台木にするノイバラの上から3芽だけ残して、あとの芽は全部えぐりとります。 3芽残すのは接木に失敗したときのための保険です。 上部に芽が残っていれば、台木を枯らさずにすみます。 接木が終わってから芽を取ったところにペースト状の殺菌剤をつけておきましょう。接ぎ穂を準備する
ミニバラから接ぎ穂を作ります。 芽の5mm上を切り、ひとつの接ぎ穂に1芽だけ付くように切っていきます。 接木は時間が勝負なので水あげなどはしません。台木に接ぎ穂を接ぐ
台木の上部で側面に垂直に切ります。 ナイフの下の方を使って切り口をわずかに斜めに切り落として、形成層が見えるようにします。 2mmくらい内側に2cmくらい下に向けて切り込みを入れます。 接ぎ穂の芽のない下の方の芽のない内側を2mmくらいの深さで2cmくらいそぎ落とします。 芽のある外側については2mmくらいの深さで斜め45度に短く切り落とします。 接ぎ穂のそぎ落とした方を台木の太いほうに向けて、接ぎ穂を台木の切り込みに差し込みます。 このときに接ぎ穂と台木の形成層を合わせないと活着しません。 接木テープで下からしっかりと巻き上げてください。 このとき動かないように何重にも巻くこと、台木や接ぎ穂の切り口にもテープを巻いてしっかり保護しましょう。 スタンダード仕立ての場合は接木位置が高いので、芽を動かしてしまいがちです。 そこで、絶縁テープでしっかりと接木部分を固定しておきましょう。接木後の管理
接木後は朝日があたり、北風が当たらないような場所に置きましょう。 防寒のために接木部分には寒冷紗をかけます。 芽が出て1cmくらいになったら寒冷紗をはずして日当たりの良い場所に移してください。 このあとは通常のミニバラと同様の管理になります。 最初の年は蕾がついても摘心し、延びた枝も適宜剪定して、こんもりとした樹形をめざしましょう。 翌年の春にはきれいなスタンダード仕立てのミニバラになっています。予約販売 選べるミニバラ 3号ポット バラ 薔薇 バラ苗 苗 ミニバラ 3月下旬以降発送 タマラコルダーナやラブリープリンセスオプティマ、ルージュピンクなど13品種のミニバラの中から選んでください。
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