カトレアを咲かせるには
洋ランの女王カトレア。 胡蝶蘭のようにはすぐに枯れないので、ずっと栽培しているけれど、花は咲かない.... そんな貴女のために、カトレアを咲かせるための秘訣をご紹介しますね。日照時間
カトレアなどの洋ランは強い日光が苦手で後に述べるように遮光します。 しかし、日照時間が短くていいというわけではありません。 基本的には昼間は一年中、日が当たることが理想です。 しかし、業者でなければ温度湿度まで管理できる温室を持っておられる方は少ないでしょうから、気温の下がる冬季はどうしても室内に取り込むことになります。 冬季でも、できるだけ窓辺などで日光に当ててあげましょう。 どうしても無理な場合は植物育成用の蛍光灯などで補光することになりますが、花を咲かせるのはかなり厳しくなります。 ミニカトレアなどの中には日照時間が少なめでも開花する品種もあるので、そのような品種を探すことも一案でしょう。日照の強さ
カトレアは真夏の直射日光に当たると葉焼けして弱ってしまいます。 しかし、遮光しすぎると蕾が付きません。 真夏で50-70%、真冬で0-10%程度の遮光が必要になります。温度管理
カトレアの生育最低温度は15度くらいで、比較的高めです。 真冬で暖房している場合でも窓辺は温度が下がるので、15度未満になる場所には置かないように注意しましょう。 ただし、夜間の気温が高いとカトレアなどは、うまく栄養を利用できなくなります。 気温は昼間は25度、夜間は15度が理想ですが、真夏でも30度以上にならないようにすべきです。 また、夜間も20度以上になるとよくありません。 業者さんの中には真夏には涼しい山間部に避暑させている方もおられます。 普通は日が暮れてから水やりするとともに、鉢のまわりに打ち水して温度を下げてあげます。 蒸れる場所では扇風機をかけて風を通す必要があります。 どうしても夜温が高すぎる場合は、夜間だけでも冷房の効いた部屋に移動する必要があるかもしれません。 昼間も30度以上が続くようなら、冷房の効いた室内で管理するほうが植物にとっては快適なのですが、日照不足になる可能性があります。湿度管理
カトレアは意外に湿度が低いと調子を崩してしまう植物です。 基本的には昼間は60%、夜間は80%が良いと言われています。 特に真冬は乾燥するので、葉や茎に霧吹きで水をかけてあげましょう。 またワーディアンケースに入れてあげると湿度を維持しやすくなります。 ただし、花芽をつける時期になると、少し水やりを少なめにした方が花芽が付きやすくなります。 また、花芽ができてから多湿になると花芽が落ちることがあるので注意してください。植え替え
カトレアは生育が順調なら、2年に1回程度、植え替えが必要です。 新芽側のバルブ3本を残して株分けすれば、鉢を大きくしないで植え替え可能です。 植え込み材料は水ゴケのみ、鉢は素焼き鉢がいいでしょう。 新芽の位置が鉢の真ん中になるようにしてください。 水ゴケの詰め方が緩いと水ゴケの間に水が滞留して根腐れの原因になります。 水ゴケはしっかり硬めに詰め込んでください。関連コンテンツ
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