祝い事に使う花
もうすぐお正月ですね。 そこで、今回はお正月などの祝い事に使う花というテーマにしました。歳寒三友（松竹梅）
縁起の良い植物としてまず思いつくのが松竹梅ですよね。 もともと、中国の宋代に歳寒三友として文人画の画材に使われたのが始まりで、日本には平安時代に伝わったようです。 松は冬でも青々としていますし、竹はまっすぐに上に伸びていくというところが縁起が良いとされた理由でしょうね。 梅は日本では菅原道真公の飛梅で有名ですが、これは道真公が藤原氏との政争に敗れて大宰府に流されるとき、京の屋敷の庭にあった梅に語りかけたのが有名な「東風）こち）吹かば...」の歌ですね。 室町時代になって梅は全国的に普及し、祝い事に使う花として定着したようです。福寿草
福寿草は名前の通りおめでたい花で、お正月によく飾られますね。 江戸時代に旧正月の頃に明るく黄色い花が咲くことから、お正月に飾られるようになったようです。 現代の正月には自然環境ではまず開花しませんが、お正月用の寄せ植えにはかかせない植物ですね。 江戸時代には多数の品種が作出されたようですが、三段咲きや八重咲きの品種が残っています。椿
椿も冬に咲く花として重宝されてきました。 緑の葉と一重の赤い花のコントラストが見事なので、よく正月の茶花として用いられます。 最近はアジアのツバキなどとの交雑で洋風の新しい品種群が誕生して、マンションなどの洋風の部屋にもマッチしやすくなりました。水仙
水仙が縁起の良い植物とは少し意外な印象があるかもしれませんが、早春に明るい黄色の花を元気良く咲かせるところから、昔からお正月などに飾られていました。 香りが良いのも祝い事の席には合いますよね。 日本の風土に合っていて育てやすいのも、良く使われる理由でしょう。菊
菊は天皇家の紋章としても有名ですが、実は菊は古墳時代の仁徳天皇の頃に伝わり、その頃から天皇家では菊が使われていたという説もあります。 また菊は西アジアからシルクロードを経て日本に伝えられたとも言われています。 菊には殺菌作用があることから、中国や日本では葬儀に使う花として定着していますが、もともと高貴な花でもあり、飾り方次第では祝い事の席でも使えないことはありません。 最近は欧米での菊人気の高まりから洋風の品種が数多く作出されており、寄せ植えやフラワーアレンジメントの花材として注目されています。
（山野草）品種系フクジュソウ 福寿海（福寿草）3．5?4号（1ポット）（休眠株）
初春に咲き、夏になると地上部が枯れる典型的なスプリング・エフェメラルです。育成は蕾が膨らんだらしっかり日に当てることと、水切れに十分に注意することがポイントです。
非常に長い根をたくさん出すので、鉢は大きく深めのものを使うほうが良いでしょう。
夏に地上部が枯れた後９月以降に植え替えを行うと良いでしょう
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