ラナンキュラスを見直そう
ラナンキュラスはご存知ですよね？ 個性的な形の球根（正確には塊根と言います）ですが、急に水を吸うと球根が割れて、そこからばい菌が入って球根が腐ってしまいます。 花壇や鉢に直に植えつけると失敗しやすい球根ですよね。 夏は休眠するのですが、鉢土が蒸れると球根が腐りやすく、また球根を掘り出して乾燥して貯蔵すると、秋に球根を植えつけるときに失敗しがちです。 でも、ラナンキュラスの花は鮮やかな大輪で、花色も豊富なので、是非、春の花として使ってみない植物でもあります。 そこで、今回はラナンキュラスを家庭園芸に取り入れる方法を伝授しましょう。苗を買うのもアリかも
ラナンキュラスの球根の芽だしが面倒なら、いっそ苗を買えばいいのではないでしょうか。 大きなガーデニングセンターに行けば、ラナンキュラスの苗も売られているはずです。 10月はじめにラナンキュラスの苗が出回り始めたら早めに購入して、鉢に植え替えてください。 こうすると真冬になるまでにしっかり根付きますし、春も早くから開花してくれます。 暖地では花壇に植えつけることも可能ですが、霜よけ、北風避けは必要でしょう。 真冬には鉢植えは日が良く当たり北風が当たらないベランダや日が差し込む室内の出窓などに置きます。 室内で管理する場合は夜間の暖房をしない場所にしましょう。芽だしは冷蔵庫で
秋のまだ暖かいうちに球根を植えつけると腐ってしまいやすくなります。 10月下旬に植えつければ、その危険性は減りますが、それだと春の開花が遅くなります。 そこで、10月上旬に冷蔵庫の野菜室で芽だしをしましょう。 イチゴパックのようなものに湿らせた水ゴケを1/3程度の高さに入れ、その上にラナンキュラスの球根を置きます。 いくつかに分かれている方が下なので間違えないように！ これを冷蔵庫の野菜室に入れます。 芽がしっかりと確認できてから、10月中旬から下旬にかけて清潔な湿らせた園芸用培養土を入れた鉢に１，２ｃｍの深さに植えつけてください。 水をやりすぎると球根が腐りやすいので、鉢土が乾燥したのを確認してから水やりします。切花に使おう
ラナンキュラスの球根は植物の大きさの割にはかなり小さめです。 それでも、球根が大きい方がラナンキュラスも大きく育ち、花も大きく、花数も増えます。 そこで、球根を太らせる方法ですが、１．しっかり日光に当てる、２．適宜、肥料をあげる、３．少し乾燥気味に管理する、 ４．花が終わったら球根が腐る前に掘り上げて、乾燥させて風通しの良い日陰で秋まで保存する、ということが大事ですね。 もうひとつ大切なのは花を早めに切り取ること。 花を切ったら、生け花やフラワーアレンジメントとして活用しましょう。 ただし、ラナンキュラスの茎は折れやすいので注意します。 また、バラや菊などよりも茎から腐りやすいので、水は毎日、しっかり交換してくださいね。 なお、ラナンキュラスの一般的な栽培方法はインターネット園芸大事典 ラナンキュラスをご覧ください。
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豪華な大輪ラナンキュラスの花芽付きポット苗です。茎が太く葉も充実した良い株ですね。
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苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1〜1.5ヶ月後に咲き始めます。
