寒蘭を楽しもう!
寒蘭は日本や中国の山間部に自生しているシビジウムの仲間の東洋ランですね。 しゅっとした葉姿の中から繊細な花茎が出てきて可憐な花を咲かせるところが人気の秘密でしょうか。 中国や日本で古来から様々な品種が作出されてきました。 上品な香りがあるのも魅力ですね。 もともと日本の山間部に自生しているランなので、屋外で育てることが可能ですし、花付きもいいです。 花期も2週間程度あるので、比較的長く楽しむことができます。 秋に開花したら、開花時だけ屋内で鑑賞することも可能です。寒蘭の花の種類
寒蘭には白花、緑花、黄花、桃花、紅花と紅褐色の線が入る更紗花、縞模様の縞花の7色があります。 花形にはほぼ正三角形の三角咲きと逆T文字型の平肩咲き(へいけんさき)の2つがあります。 花の前面に垂れているのを舌(ぜつ)と言いますが、通常は紅の斑点があります。 点が全くないものを無心、奥にしか点がないものを前面無点、塗りつぶしたようになっているのをベタ舌と言います。 寒蘭の場合は、花茎が細く、葉の上に出て花が咲くほうが、すらっとして清楚に感じられるために良しとされています。寒蘭栽培のコツ
寒蘭の置き場所は1年中、木漏れ日程度の光が差す、風通しの良い屋外が適しています。 春蘭よりも少し寒がりなので、冬季は凍らせないように注意してください。 寒冷地の場合は、北風避けをする必要があるかもしれません。 どうしても寒すぎる場合は、暖房のない室内や北風の当たらない軒下などに取り込みましょう。 生育期の寒蘭は1週間に2回程度の水やりが必要です。 鉢底から水が流れ出るくらい、しっかりと水やりしてください。 寒冷期には水やりの頻度を半分にします。 花が咲かない最大の理由が肥料不足です。 生育期には毎週、東洋ラン用の濃度にした液体肥料をあげてください。 2年に1回、4,5月に植え替えてください。 東洋ランは縦長の東洋ラン専用の鉢に植えるのが一般的です。 市販の東洋ラン用の用土を前々日くらいに水につけて、しっかり湿らせてからお使いください。 できれば篩で粒の大きさを3段階に分けて、大粒を一番下に、中粒を真ん中に、小粒を上になるようにするのがベストです。 また、洋ランと同じように、根と用土の間に隙間が入らないように、鉢をたたきながら、しっかり用土を詰め込むようにしてください。 隙間があると、そこに水が滞留して病気の原因になります。 基本的には病虫害に強いですが、気候の良い時期に予防的に殺菌剤や殺虫剤を散布しておくと安心ですね。【日本寒蘭】薩摩麗峰(さつまれいほう)/ 花 蘭 東洋蘭 寒蘭 きれいな紅花の日本寒蘭です。
根巻き苗でお届けします。
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