お悩み相談 シャコバサボテン
シャコバサボテンは上手な人とそうでない人の差が出やすい植物ですね。 今回は「お悩み相談」として、いろいろなトラブルの原因と対策をお伝えします。 なお、シャコバサボテンの植え替えの適期は3月下旬から5月上旬ですが、症状がひどい場合にはいつでも植え替えてかまいません。 放置して枯らしてしまうようりは、ましでしょう?蕾が落ちる
シャコバサボテンの蕾は環境の変化があると落ちやすいものです。 鉢の置き場所を変えるときは蕾が1.5cm以上になるのを待ってからにしましょう。 花付き、蕾つきのシャコバサボテンを通信販売で購入すると蕾がたくさん落ちている場合があります。 その状態を写メして販売会社にメールすれば代換え品を送ってくれるはずです。蕾が付かない
シャコバサボテンは短日植物なので、夜間に街灯や部屋の明かりで明るい場所では蕾を付けてくれません。 その場合は40日くらい夜間はダンボール箱などをかぶせて暗くしてください。 かぶせっぱなしだと蒸れるので朝になったら必ずダンボール箱ははずしてください。蕾がまばらにしか付かない
葉が小さかったり、茎が充実していないと短日処理をしても蕾が付きません。 短日処理に入り前に、先端の葉を1枚、全部摘み取ると一斉に蕾をつけることができます。 先端の葉を持って、くるりと回すと簡単に葉が取れます。 摘み取った葉は2,3日陰干ししてから湿らせたミズゴケに植えつけると1ヶ月半くらいで発根します。葉が赤くなってしまった
根腐れしている可能性が高いです。 根詰まりしているか、水遣りが多すぎるのか、置き場所が寒すぎる場合に根腐れすることが多いようです。 根元から3,4節を残して切り戻し、植え替えてください。 根詰まりしていたときはひと回り大きめの鉢に植え替えるといいでしょう。 植え替えるときには根鉢を1/3くらいほぐして新しい用土で植え替えます。 植え替え用土は市販のシャコバサボテン用の土がいいでしょう。葉の間から根が出てきた
根詰まりなどが原因で水不足になった株に多く出る現象です。 早めに植え替えてください。 美観を気にされる場合は、出てきた根はハサミなどで切ってかまいません。葉が萎れてしまった
水切れによる場合と寒さで萎縮してしまった場合が考えられます。 状況により、適切に対処してください。葉が焼けてしまった
夏の直射日光が当たるとシャコバサボテンは葉焼けしてしまいます。 すぐに涼しい日陰に移して養生してあげてください。 葉焼けしたのが先端の葉であれば摘み取り、そうでなければ、そのままにします。 涼しくなったら新芽が出てきます。株があばれてしまった
放置しておくと置き場所によっては一方向のみの茎が伸びてバランスが悪くなるときがあります。 また、一部が根腐れしている場合もあります。 まずは全体のバランスが取れるように切り戻し、それから新しい用土で植え替えてください。鉢花 シャコバサボテン 6寸プラスチック鉢 ギフト メッセージカード、ラッピング可能です。
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