ガーデニングの裏技 バラ 秋の花後の手入れ

バラ 秋の花後の手入れ

今年の秋バラはいかがでしたか?

来年もきれいなバラを咲かせるためには、秋の花後の手入れが大事です。

ここでは秋の花後のバラの手入れの要点について解説します。

なお、通常はバラは秋には剪定しません。

花がら取り

バラの花を放置しておくと花の根元が膨らんでローズヒップになることがあります。

意識的にローズヒップを楽しむのでなければ、バラの木の力を無駄に使わないように、早めに花がらうぃ切り取ってください。

できれば花が咲いている間に花を切って生け花として楽しむと良いでしょう。

このときに、光合成できるように葉を5枚は残すようにしてください。

病害虫に注意!

夏の暑さのあと、秋バラを咲かせてバラの木の体力は相当に弱っています。

こんなときには病虫害にかかりやすいものです。

丁寧に見て回って、適宜、害虫駆除をしてください。

また、病気が良く出る株には、早めに予防的に薬剤散布をすると効果があります。

できるだけ多くの葉を、できるだけ長く維持することがバラの体力回復には一番良いので、病気や害虫で葉を減らさないようにしましょう。

ハダニ

葉の色が悪くなって、少しずつ枯れていくときはハダニを疑いましょう。

ベランダなどの雨にかかりにくいところで栽培しているとハダニが多くなります。

ルーペで葉の裏を観察するとハダニを見つけることができます。

今まで使用されていたオルトランなどには耐性のある場合も多いようなので、新しいタイプの殺ダニ剤で駆除してください。

黒星病

最近は黒星病耐性の品種が多くなってきましたが、昔からの名花には弱いものもあるので注意してください。

秋の長雨などで葉が濡れたままになると黒星病が出やすくなります。

できるだけ風通しが良くなるように工夫しましょう。

また、水やりや薬剤散布は朝のうちに済ませて、夜間に葉が濡れたままにならないようにしましょう。

どうしても黒星病が出たらすぐに薬剤散布して蔓延するのを防いでください。

うどんこ病

うどんこ病が出た場合も、すみやかに薬剤散布してください。

うどんこ病は寒さが苦手なので冬になれば収束します。


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