シャクヤクを大株に育てよう!
今回は、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」でおなじみの美人の代名詞 シャクヤクをテーマにしました。 シャクヤクって意外に育てたことがない人が多いと思いますが、現代のシャクヤクは丈夫で育てやすい植物です。 やさしい花色と上品な花姿の大株のシャクヤクを庭植えで育てておけば、初夏のお庭を優雅に彩ることができます。 花数の多いシャクヤクは切花としても使えるので重宝しますよ! ここでは庭植えのシャクヤクを大株に育てる秘訣をご紹介しましょう。 基本は株を大事にして、元気良く育てるということに尽きますが。庭への植え付け
シャクヤクは鉢植えよりも庭植えにして大株に育てたほうが見栄えがします。 9月下旬から10月にかけて通信販売などで入手したシャクヤクの根を植えつけます。 日当たりと水はけの良い場所をできるだけ深く耕してください。最低30cmは掘り返す必要があります。 完熟堆肥や完熟腐葉土などを掘りだした土に漉き込んで、まわりの地面と同じくらいの高さにシャクヤクの根を置きます。 その上に用土を10cmくらいかけて高植えにします。 乾燥防止のために、さらにその上に堆肥や腐葉土などをかけてマルティングします。春の管理
庭植えの場合は水やりは不要です。 水はけが悪い場合は排水路を切って大雨に備えてください。 有機質肥料を施します。 風通しが悪いと灰色かび病やうどんこ病が発生することがあるので注意しましょう。 春先にアブラムシが増殖することもあります。芽かきと摘蕾
4月中旬から5月中旬までの間に、必ず芽かきと摘蕾をしてください。 芽かきは、徒長を防ぎ、株を丈夫に育てるために行います。 弱い細い枝や蕾のついていない枝を株元から切り取ってください。 1つの枝にたくさんの蕾をつけると枝が充実しませんし、大きな花を咲かせることができません。 一番上の蕾だけ残して、脇芽についた蕾はすべて摘み取ってください。花がら摘みとお礼肥
花がらは早めに花首のところで切り取ってください。 切花にする場合は株元から2枚分は葉を残すようにしましょう。 花後にはお礼肥として規定濃度の液体肥料を施してあげてください。真夏の管理
土壌が乾燥するようなら夕方以降に水やりしてください。 台風に備えて、支柱を立てて支えてあげるのも忘れずに。秋と冬の管理
涼しくなってから有機質肥料を施しましょう。 また、乾燥防止のために株元をマルティングしておきましょう。 株分けは9月下旬から10月にかけて行います。 3−5芽をつけて、根を切り分けて、切り口に草木灰などを塗り、茎は全て切り取って、植え付けなおしてください。 株分けの時期を間違うと枯れてしまうことがあるので注意しましょう。シャクヤク ショーダンス 4号苗(e16) 黄色と赤が華やかなシャクヤクです。
日当たりと水はけがよく、肥沃で乾燥しない土壌に露地植えしてください。
耐寒性と耐暑性は強いです。
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