シャコバサボテンの大株仕立て
昔、クリスマスの時期に親戚の家に行くと、たくさんの花が咲いた大株のシャコバサボテンが飾ってあり、驚いたことがありました。 市販のシャコバサボテンの鉢は5号鉢から7号鉢くらいまでの大きさしかありませんし、花付きを良くするようにピンチしてあるので、花は上向きです。 でも、長年育てられた大鉢のシャコバサボテンは非常に大きくすることも可能ですし、上から下垂するように咲かせることもできます。 ここでは、そんなシャコバサボテンの大鉢の育て方を解説いたします。早春の芽摘みと植え替え
シャコバサボテンを元気に大きく育てるのに欠かせないのが早春の芽摘みと植え替えです。 時期はソメイヨシノが咲く頃がいいでしょう。 前年に伸びた節を1つか2つ残して、その先は節の根本をくるっと回して、摘み取ってしまいましょう。 葉摘みしたら1回り大きな鉢に植え替えます。 植え替えの用土は市販のシャコバサボテンの土か、小粒赤玉3:完熟腐葉土3:パーライト3:珪酸白土1くらいの水はけの良い、根腐れしにくいものにしましょう。 なおシャコバサボテンはサボテンではありませんので、サボテン用の用土は使用しないでください。 植え替え時には、根鉢を少し崩してから植えつけてください。春から初夏にかけての管理
意外ですが、シャコバサボテンは基本的には日光が好きな植物です。 気候の良い時期には、しっかりお日様に当ててあげましょう。 鉢土が乾いたら、しっかり水やりしてください。 緩効性の化成肥料を少し置き肥しておいてください。 肥料が不足する感じでしたら、やや薄めの液体肥料を追加であげてもいいでしょう。 この時期に、できるだけ元気に生育させるのが大株にする秘訣ですね。梅雨時から真夏の管理
真夏の直射日光に当てるとシャコバサボテンは日焼けしてしまいます。 早めに風通しの良い半日陰に移動しておきましょう。 鉢土が乾くのを確認してから、しっかり水やりしてください。 肥料ははずしておいてください。初秋の新芽摘み
秋になって涼しくなったら、日向に戻して、通常の水やりと置き肥をします。 シャコバサボテンの生育が再開したら、新芽摘みをしましょう。 小さな新芽を残しておくと花芽がつかないので、摘み取ってください。 1.5cm以上に育っていたら花芽がつくので、残しておきましょう。 なお、夜に明るい場所では夜に箱をかぶせて短日処理をしないと花芽がつきません。秋から冬にかけての管理
小さな花芽ができても、小さな花芽は環境の変化で落ちやすいので、鉢を動かすのは、花芽が1cmくらいに大きくなってからにしましょう。 1cmくらいの蕾になったら鉢を軒下に移動して様子を見ます。 1週間たったら害虫がいないのを確認して室内に取り込んでください。 そのとき、あまり暖房が効きすぎている部屋はさけ、暖房しない玄関などに置くほうが蕾が落ちにくいです。 ただし、寒冷地で朝に用土が凍るような場所は不適です。 冬場には肥料は取り除いてください。 用土がしっかり乾いてから水やりします。関連コンテンツ
鉢花園芸の裏技
powerd by 楽市360
楽天市場からのご案内
更新情報・お知らせ
ガーデニンググッズ並木からのお薦めアイテム
|
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
丸一(株) 雨水タンクまる100Lセット これだけあればすぐに使用可能雨水利用・雨水タンク ※工場ダイレクト商品の為代金引換 不可 価格:28,300円 |
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
フラワーショップ並木からのお薦めの季節の鉢花、花苗
草花の苗/ハイビスカス:フィジー・ホワイト3号ポット フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1〜1.5ヶ月後に咲き始めます。