鉢植えのチューリップで失敗しないために
春の主役のチューリップですが、意外に失敗することがあるものです。 特に価格の高い高級チューリップほど球根を腐らせたり、カタログにあるような美しい花が咲かなかったりするものです。 ここでは鉢植えのチューリップを綺麗に咲かせるノウハウをお伝えいたします。水をやりすぎない
鉢植えやプランター植えのチューリップで一番多い失敗が水をやりすぎて球根を腐らせてしまうことですね。 真冬の温度が低いときはチューリップも休眠状態になっていますので、細菌などへの抵抗性が落ちています。 いつも球根のまわりが湿っていると、低温にも強い細菌などが繁殖して、球根を侵してしまいます。 雑菌のない清潔な用土を利用することはもちろんですが、真冬には水やりの頻度を減らしてください。 気候の良い季節であれば、用土の表面が乾いたら水やりしていいのですが、真冬では、それでは球根が腐ってしまうリスクがあります。 鉢土の中まで乾いたのを確認してから水やりすべきでしょう。 一方、春になって暖かくなるとチューリップは休眠から醒めて多くの水分を必要とするようになります。 このときに水切れさせると、蕾が途中で枯れてしまったり、開花しても花の形が崩れてしまったりします。 生育状況に合わせて、丁寧な水やりを心がけましょう。鉢の重さを確認する
ただ、いちいち鉢土の中の乾燥状態を確認するのは大変です。 そこで覚えておいていただきたいのは、鉢の重さを覚えておくことです。 しっかり水やりした後の鉢の重さを覚えておきます。 ヘルスメータで測定してもいいです。 そして、10日以上快晴の日が続いたときに、もう一度、鉢の重さを確認します。 10日以上快晴の日が続くと、さすがに球根のまわりの鉢土も乾いています。 このときの重さを覚えておいて、ここまで軽くなったら水やりするというのが、わかりやすい方法です。 一度、この重さを覚えておけば、同じ鉢で同じ用土なら何年先でも水やりのタイミングを間違うことがありません。 もっと手軽に!、スタイリッシュにやりたい、という方には鉢土の水分量を色で知らせてくれる水やり水分計という商品もあります。日光に当てていますか?
もうひとつ多いのが日光不足です。 春咲きの球根植物は水栽培が可能なので、お日様に当てなくてもいいと思っておられるかもしれません。 確かに球根の中には花を咲かせるだけの栄養はありますが、やはり、きれいな花を咲かせるには早春以降は日光の光が必要です。 特に翌年以降も作落ちさせないように新しい球根を太らせようとする場合には、それなりの日射量が必要です。 ただし、家のまわりのベランダなどに置かれている鉢は方角やまわりの家の高さなどで、日当たりがかなり変わってきます。 また、時刻によっても日当たりの具合は変わってくるので、朝から夕方まで時々、確認しないとトータルの日射量はわかりにくいものです。 できるだけ日光に当たる時間が長い場所にチューリップの鉢を置くようにしましょう。 ちなみに日当たりの具合を調べることができるデータが記録できる照度計もありますが、かなり高価です。関連コンテンツ
球根植物の裏技
powerd by 楽市360
楽天市場からのご案内
更新情報・お知らせ
ガーデニンググッズ並木からのお薦めアイテム
|
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
丸一(株) 雨水タンクまる100Lセット これだけあればすぐに使用可能雨水利用・雨水タンク ※工場ダイレクト商品の為代金引換 不可 価格:28,300円 |
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
フラワーショップ並木からのお薦めの季節の鉢花、花苗
草花の苗/ハイビスカス:フィジー・ホワイト3号ポット フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1〜1.5ヶ月後に咲き始めます。