洋ランを室内に取り込む前に
ほとんどの洋ランは涼しくなったら室内に取り入れないといけません。 ただ、せっかくの機会ですので、しっかり洋ランの株を観察して室内に取り込む前に必要な作業を済ませておきましょう。 また、気候の良い秋は洋ランの植え替え適期でもあります。 ここでは洋ランを室内に取り込む前にすべきことを列挙しました。シンビジウムの葉芽の芽かき
秋に出てきたシンビジウムの葉芽は全て根本から折り取るように芽かきしてください。 ただし、花芽を取ってしまわないように! 葉芽は先端が尖っていて平べったく、花芽は全体に丸みを帯びて厚みがあります。 新芽が5cmくらいになれば確実に判別できるでしょう。水やりを減らし肥料を控える
涼しくなるにつれて水やりの頻度や量を減らしていってください。 水をやりすぎると花芽が付きにくくなります。 特にノビルタイプのデンドロビウムは良く乾かしてくださいね。 最低温度が15度を切るようになったら肥料をあげてはいけません。 置肥が残っている場合は、きれいに取り除いておきましょう。秋の植え替え
夏咲きの洋ランは咲き終わって涼しくなった9月中旬頃に植え替えてください。 また、根腐れした株も涼しくなったら、すぐに新しい植え込み材料を使って植え替えてください。 元気がなくて根本がぐらつくようなら根腐れの可能性大です。 状況に応じて、鉢の大きさを小さくした方がいいかもしれません。 逆に元気が良すぎて鉢いっぱいになって新芽が出てくるスペースがなくなってしまった株も植え替えましょう。 なお、最低温度が15度を切るようになったら植え替えしてはいけません。株のチェック
室内に取り込む前に必ずしないといけないのは、鉢底をチェックすることです。 鉢底付近にはナメクジやダンゴムシが隠れているので、必ず退治してください。 これらの害虫は花芽を食べてしまうことがあります。 また、葉の裏を良くチェックしてハダニやカイガラムシが付いていないか良く確かめてください。 ハダニやカイガラムシがいたら、必ず良く効く薬剤を散布して完全に退治してから入室させましょう。 室内には天敵もいませんし雨水もかからないので、大発生することがあります。仕立て直し
多くの洋ランは室内に取り込んでから開花します。 そのときに見苦しくならないように、洋ランは入室前に仕立てなおすといいでしょう。 もちろん洋ランですから仕立て直しといっても、どんどん剪定してはいけません。 切るのは枯れた茎や葉だけにして、支柱を立てて横に飛び出した茎をまっすぐにします。 また、室内のスペースが少ない場合は、アサガオ用のアンドンなどを使って、広がった葉をまとめてしまうとスペースを節約できます。 ただし、室内は風通しが悪くなりがちなので、鉢と鉢の間には風が通るスペースを確保しましょう。関連コンテンツ
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