失敗しないダイヤモンドリリー
秋にキラキラ輝くような花びらを持つ球根植物がダイヤモンドリリーですね。 一部にダイヤモンドリリー = ネリネという誤解があるようですが、ネリネはあくまでも属名になります。 ダイヤモンドリリーとはネリネの中でもサルニエンシス系の交配種を指します。 輝くように美しい花ですので、お花屋さんでも高級な花材として人気があります。 ネリネは4,5年は植え替え不要ですし、肥料もほとんど不要です。 また、病虫害が少なく、小さな鉢でも栽培可能なので場所を取らないというメリットもあります。 庭植えでも毎年咲かせておられるご家庭も時々拝見しますが、逆に、球根が腐ったとか花が咲かないという声も良く聞きます。 ここでは、ダイヤモンドリリー栽培のコツについてご説明いたします。乾燥球根の植え付け
ダイヤモンドリリーの乾燥球根はインターネット通販で販売されています。 インターネット通販の方が品種名が確かなのと、その品種の性質についても詳しく書かれていることが多いのでオススメです。 乾燥球根を入手したら8月上旬から9月上旬までの間に小さめの鉢に植えつけてください。 大きな鉢に植えつけると根腐れしやすくなるので注意します。 また、経験が少ないうちは庭植えではなくて鉢植えから始める方がいいでしょう。 用土は小粒の赤玉土4:小粒の鹿沼土4:軽石2くらいの水はけの良いものにします。 肥料は緩効性の化成肥料を置肥してください。 なお、球根は肩がちょうど埋まるくらいに植えつけてください。深植えは厳禁です。植え付け後の管理
植えつけた鉢は雨の当たらない、日当たりと風通しの良い場所に置いてください。 適当な場所がなければ雨除けを付けてあげましょう。 鉢土が乾いてから、少し控えめに水やりしてください。 特に気温が高い間は根腐れしやすいので、水のやりすぎには注意してください。 なお、ネリネは花茎が先に上がり、花が咲き終わる秋の終わりになってから葉が出てきます。 耐寒性はあまりないので、冬にあったら日当たりの良い室内に取り込んでください。 ただし、あまり窓のそばは夜間に冷えるので注意しましょう。 GWの頃に屋外の雨の当たらない場所に移してください。 葉が黄色くなってきたら水やりの頻度を減らしてください。 葉が枯れて休眠中のダイヤモンドリリーには月1回程度、鉢土の表面を湿らす程度に水やりします。 9月になって涼しくなってきたら、少しずつ水やりの量を増やしていきましょう。ダイヤモンドリリーの植え替え
ダイヤモンドリリーは根詰まり気味の方が調子がいいです。 5年くらいたってから植え替えしましょう。 分球しない場合は古皮をむかずにそのまま少し大きめの鉢に、植え替え前と同じ深さに植え替えます。 分球する場合は古皮をむき、1球ずつに分けてポリポットなどに植えつけてください。 古皮をつけたまま植えつけると根腐れしやすくなります。 ちなみにダイヤモンドリリーは植え替えずにおくと、どんどん上の方へ球根を増やしていって、まるで古い盆栽のようになります。 それでも、上手に管理すると毎年、花を咲かせてくれるのがダイヤモンドリリーのすごいところですね!関連コンテンツ
球根栽培の裏技
powerd by 楽市360
楽天市場からのご案内
更新情報・お知らせ
ガーデニンググッズ並木からのお薦めアイテム
|
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
丸一(株) 雨水タンクまる100Lセット これだけあればすぐに使用可能雨水利用・雨水タンク ※工場ダイレクト商品の為代金引換 不可 価格:28,300円 |
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
フラワーショップ並木からのお薦めの季節の鉢花、花苗
草花の苗/ハイビスカス:フィジー・ホワイト3号ポット フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1〜1.5ヶ月後に咲き始めます。