鉢花の夏越しのコツ
温暖化しつつある日本では、欧米で改良された植物の夏越しがむずかしくなっています。 日本で独自に暑さに強い品種の開発も行われていますが、まだまだ夏越しのむずかしい植物は多いですよね。 ここでは夏越しに失敗しやすい5つの植物について、鉢花としての夏越しのコツをまとめてみました。シクラメンの夏越し
おそらく夏に枯らしてしまう鉢花No.1はシクラメンでしょうね。 ガーデニングの裏技で詳細に解説していますので、是非、ご覧くださいね。 ガーデニングの裏技 シクラメンの夏越しベゴニアの夏越し
四季咲き性ベゴニアとも呼ばれるベゴニア・センパフローレンスは夏に元気に咲き続けるので、しっかり花がら摘みをして、時々、株の中に風が通るようにすかし剪定しておけば大丈夫です。 むしろ、水切れ、肥料切れに注意して生育を助けてあげましょう。 一方、豪華な球根ベゴニアは普通では夏越しできません。 球根を掘り出せばいいようなものですが、そもそもよほど涼しい高原のような環境でないと球根は殖えてくれません。 ですから、シクラメンと同じように球根ベゴニアの夏越しで書いたように、葉をつけたまま、なんとか夏越しさせるしかありません。 リーガスベゴニアのような冬咲きのベゴニアも夏越しは難しいです。 油断するとすぐに根腐れしてしまうので、球根ベゴニア並みの丁寧な管理が必要でしょう。セントポーリアの夏越し
セントポーリアも夏に根腐れしやすいですね。 セントポーリアは普通は室内で栽培されていると思いますが、旅行などで2,3日留守にしたときなどに枯れやすいです。 長時間留守にするときは冷房をつけたままにしておくべきでしょう。 もちろん、暑い時期は肥料はやらずに、水やりも控えめにしましょう。 また、室内に風の流れを作るために直接には風が当たらないようにして扇風機を回すのも効果があります。 それからワーディアンケースなどで蛍光灯で補光されている場合は、蛍光灯からの熱も馬鹿になりませんので、エアコンを入れていないときは電源を切るようにしましょう。プリムラの夏越し
プリムラにはヨーロッパ系のプリムラ・ポリアンサ、プリムラ・ジュリアンと、 アジア系のプリムラ・マラコイデス、プリムラ・オブコニカ、プリムラ・シネンシスの5系統があります。 この中で、マラコイデスとオブコニカは寒冷地以外での冬越しは非常に難しいでしょう。 種子を採って、種子で夏越しするという方法もありますが、親と同じ性質にはならないことがあります。 ポリアンサ、ジュリアン、シネンシスは山野草なみの管理をすれば株として夏越し可能です。 詳細はプリムラの夏越しをご覧ください。ハイドランジアの夏越し
意外に夏越しに苦戦するのがハイドランジアです。 アジサイなんか普通に屋外で植えっぱなしになっているので、ハイドランジアも同じに考えがちなのでしょう。 ハイドランジアは欧米で育種改良されて里帰りしてきたものなので、意外に暑さ寒さが苦手のようです。 花が終わったら早めに2節残して株全体を切り戻しして、風通しを良くしてください。 それと地植えのアジサイと違って鉢植えのハイドランジアは水切れを起こしやすいのです。 夕方に葉が萎れてしまっていたら、すぐに株ごとバケツの水につけてください。 また、真夏の直射日光に当てると葉焼けしますので、必ず遮光するか日陰に置いてくださいね。関連コンテンツ
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