日陰に強いヒューケラと仲間たち
ヒューケラ(ツボサンゴ)をご存知でしょうか? 日陰に強い植物なので、「日陰者」と思われがちですが、最近の品種改良によって花色も鮮やかになりましたし、葉色のきれいな品種も多くなっています。 さらにメリクロン苗が出回るようになって、形質の安定した苗を安価に入手できるようになってきました。 ヒューケラは都会でお庭の日当たりが悪いとお嘆きの皆様にとって救世主のような植物ですので、是非、お試しください。ヒューケラとその仲間達
ヒューケラ(ツボサンゴ)はユキノシタ科の植物で、ユキノシタなどと同じように日陰に強い植物です。 花期は5-6月で、ハート型のかわいい葉が印象的な植物ですね。 葉の色は明るい緑から黄色、赤紫、そして斑入りなどバリエーションに富んでいます。 花は長めの花茎の先に小さな壷状の花をたくさんつけます。 花色も赤やピンク、白などがあります。 日陰に強く、寒さにも強い育てやすい植物です。 ヒューケラの仲間のヒューケレラはガクも花びらも開いて中のおしべが見えるのが特徴です。 開花期は4,5月で葉の中央が暗褐色になります。 ティアレラはヒューケレラ以上に花が開いて、おしべも長くなっていて、ヒューケラとはかなり花の印象が違います。 開花期は3,4月でヒューケレラと同じく葉の中央が暗褐色になります。ヒューケラの育て方
ヒューケラの栽培で気をつけないといけないのは、直射日光に当てないことです。 多少の日光には耐えられる品種もありますが、やはり日陰の植物なので、日陰で栽培するのがベターです。 日陰の植物なので、水切れは嫌います。 春先でも乾きすぎる場合は水やりをしてください。 また、ヒューケラは暑さには多少弱い面があります。 特に高温時に水はけが悪いと根腐れすることがあるので、鉢植えの場合は水はけの良い用土を使ってください。 庭植えの場合には、水はけが良くなるように土壌改良して、まわりよりも高くして植えつけるといいでしょう。 ロックガーデン風に庭石の根締めにもよく使われます。 肥料をやりすぎると、真夏に根腐れしやすくなるので注意しましょう。ヒューケラの挿し芽
ヒューケラは大株になるほど、真夏に枯れやすくなります。 そこで、6月中旬くらいまでに挿し芽をして株を更新しましょう。 立ち上がった茎を根元から切り取り、新芽と枯葉を取り除いて挿し穂にします。 ポットの半分くらいに草花用培養土を入れ、その上に1cmくらい小粒の赤玉土を入れて中央をくぼませます。 そこに挿し穂を入れて、細粒の赤玉土を足しいれると発根しやすくなるようです。 たっぷり水やりしてからポリ袋に入れて日陰で管理します。 発根するまでは霧吹きして湿度を保ってください。 1ヶ月くらいで芽が動いてくるので、ポリ袋に穴をあけて外気にならしていきましょう。関連コンテンツ
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