木立バラを1年で大株にする
木バラの苗って、大苗と言われるものでも、ちょっともの足りない大きさですよね。 普通に育てていると、少しずつ株は大きくなっていくものですが、「もっと早く大きくしたい!」という声もよく聞きます。 ここでは、せっかちな貴女のために、「木立バラを1年で大株にする」方法を伝授しましょう。秋まで花は咲かせない
短期間で大株に育てるために一番大事なのは、秋まで全ての蕾は摘んでしまって花を咲かせないということです。 花を咲かせると、どうしても株の体力を消耗してしまいます。 株の体力を消耗するとベーサルシュート(株の根元付近から出てくる枝)が出てこなくなります。 ベーサルシュートが出ないと枝数が少なく、貧弱な感じの株になってしまうので、できれば最初の1年で3本のベーサルシュートを出させたいわけです。病気を出さない!
花の次に株の体力を消耗するのは病気。 病気で葉が落ちると、その分、光合成ができなくなって栄養分が作れないので枝数も花数も増えてきません。 日当たりと風通しを良くするのはもちろんですが、黒星病やうどんこ病の兆候が見られたら躊躇することなく薬剤を散布して、病気が蔓延しないようにしましょう。ベーサルシュートは30cmで摘心する
調子よく育ってきてベーサルシュートが出てきたら、早めに株元から30cmくらいの芽の上で摘心してください。 摘心することで、次のベーサルシュートが出やすくなります。 摘心したベーサルシュートからも枝が出てきますので、枝数が増えて葉数も増えるので、花数も多くなります。毎日、水やりする
日本の真夏は暑いですし、葉からの蒸散も多くなるので、毎日、しっかり水やりする必要があります。 できれば涼しい早朝にしっかり水やりしましょう。 乾きがひどい場合は、日が暮れてから、もう一度、水やりします。 欧米で作出された暑がる品種の場合は、周囲にも水やりして温度を下げると元気良く夏越しできます。10月に花を咲かせる
夏までは蕾は全て摘みます。 秋になったら枝に1つくらいは蕾を残して秋バラとして咲かせます。 花が咲かないと枝が木質化せず、未熟な枝のままになることがあります。 花はできれば早めに切って、切花として楽しみましょう。 11月以降にできた蕾も全て摘み取ります。2月に剪定し、寒肥を施す
2月になったら全体の2/3くらいに株を剪定してください。 そして、株元から25cmくらい離して2箇所に穴を掘って、それぞれの穴に油粕、骨粉、熔りんをそれぞれ100gずつ入れて、掘り出した土と良く混ぜてください。関連コンテンツ
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