早く蒔けば長く楽しめる! 早蒔きテクニック
「春まきの植物の種まき時期はソメイヨシノが散る頃からヤエザクラが散るまで」と良く言われていますよね。 これよりも早く蒔くと寒の戻りなどで発芽しなかったり、発芽してもすぐに枯れてしまったりします。 ただ、少し工夫すると2月下旬でも種まきできます。 ここでは春まき植物の早蒔きテクニックをお話しますね。早蒔きしたい植物
まず、高温多湿に弱い植物は、早く種まきして、早く苗を育てることができれば、それだけ長い間、花を楽しむことができます。 ムギワラギクやナスタチウム、ミムラスなどですね。 それから花が咲くまでに長く時間がかかる植物も早く種まきしたいものです。 たとえばツノナスは果実を鑑賞するため、花が咲いて実が色づくまで時間がかかるので、種まきが遅れると実が色づく前に秋の霜で枯れてしまうことがあります。 実物ではないですが、オキシペタラムも育苗に時間がかかる植物です。 また、本来は秋に種まきすべき植物を秋に蒔き忘れた場合も早蒔きすることで5月には花を咲かせることができます。 スイートアリッサムや1年草の矮性のフロックス、ノースポール(クリサンセマム)などがこれに当たります。早蒔きするには
一番、手っ取り早いのは愛・菜・花などの家庭用の育苗器を利用する方法です。 サーモスタットが付いているので適温を保ってくれますので、失敗がありません。 そのまま育苗までできるので便利ですよね。 種まきしたポリポットやピート板を発泡スチロールの箱に入れて保温するのもアリです。 ラップなどで蓋をして室内に置いておけばOKです。 中が蒸れる場合はラップに小さな穴をいくつか開けておくといいでしょう。 プラスティックの卵パックの下側に水抜きの穴をあけて、種まき用の用土を卵パックに入れて種まきすることもできます。 室内でパックを閉じれば保湿できます。 ポリポットや育苗箱を園芸用の透明なプラスティックのキャップをかぶせてあげることもできます。 また、透明なビニールなどでポリポットを覆っても同じような効果が得られます。 ただし、屋外に置く場合は意外と温度が下がる場合があるので注意してください。 また、逆に日が当たると中が蒸れてまずいので、できるだけ日に当てないようにしましょう。芽が出てきたら
芽が出てきたら、適宜、間引いてください。 間引く苗がもったいないと思われるのであれば、ピンセットなどで根を切らないように間引くべき苗を取り上げて別のポリポットなどに植えつけてください。 まだ気温が低いようなら、発芽後も育苗器や発泡スチロール箱でしばらく管理してください。 ただし、芽が出てからも日陰に置いておくと徒長します。 日当たりの良い窓辺に置くか、暖かい日中に屋外で日光に当ててあげましょう。 そのときは蒸れやすいので、蓋を少しずらすなど、空気が少し流れるようにしないといけません。 桜が散って、その植物の生育適温の範囲内になったら苗のポットを屋外に出して日光に当て、移植可能な大きさに育ったら花壇などに植えつけてくださいね。愛・菜・花 PG-10 発芽育苗器【愛菜花(あいさいか)】【取寄商品】 今や育苗器の代名詞となった愛・菜・花!
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