ポインセチアの短日処理
ポインセチアというとクリスマスの鉢花の代表ですが、ポインセチアをご家庭で育てている方は少ないようです。 ポインセチアは植物としては、そんなに育てるのが難しい植物ではないのに、なぜ育てる人が少ないのでしょうか? それはどうやら「売っているようにきれいに色づかせることができない」からのようです。 そこで、今回はポインセチアを早くきれいに色づかせるための短日処理について解説します。短日処理とは
クリスマスローズなどの植物は、日の長さが短くなったことを感知してから花芽を作り出します。 ですから、ベランダなどの夜に明るい場所では花芽ができないことがあります。 そのために人工的にダンボール箱などをかぶせて暗くすることを短日処理と言います。 「でも、ポインセチアって葉が赤くなるんだから短日処理は不要では?」と思った貴女は間違いです。 じつはポインセチアの色づく部分は苞と言って花の一部になります。 ですから、花芽ができないと苞もできず、色づくこともありません。 それで、ポインセチアにも短日処理が必要なのです。ポインセチアの短日処理
最低気温が15度くらいになったらポインセチアの短日処理を始めてください。 ただし、ポインセチアは寒さに弱いので、ポインセチアの鉢を室内に取り入れて夕方から朝までダンボールの箱などに入れて遮光します。 このとき、ある程度の時間、光があたるとリセットされてしまって、短日処理の期間が長くなるので、ご注意ください。 東京以西の暖地では11月でも暖かいので屋外の夜に暗くなるところに置いておくだけで、着色することがあります。 街灯などの光が邪魔になる場合は、光が来る方向にだけ厚紙などを張ったラティスなどで遮光すると良いでしょう。 なお、ポインセチアには早生の品種と晩生の品種があります。 早生品種の方が生育が早いので短日処理も短くて20日程度で着色します。 晩生種では短日処理は1ヶ月以上必要なので、早めに短日処理をはじめる必要があります。関連コンテンツ
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