ツルバラタイプのフレンチローズのブッシュ仕立て
ナマエのようなツルバラタイプのフレンチローズは、カタログには四季咲きと書かれているのですが、仕立て方を間違うと、春しか花が咲かないということも多いようです。 また、枝が太く強いので、ツルバラとして横に誘引するのは初心者や女性には難しいものです。 ここでは、ツルバラタイプのフレンチローズをブッシュ仕立てにして年3回、花を楽しむ方法をお伝えしますね。春の1番花の花後の剪定
クライミングタイプのバラはハイブリッドティーのように太いしっかりした枝が直立するわけではありません。 細めの枝がどんどん伸びていく感じになります。 これをブッシュ仕立てにすると風で枝が途中で折れたりしがちです。 特に枝先に大きな花を咲かせると特に折れやすくなります。 ところが、ナマエのようなフレンチローズは花がりっぱな分だけ、花を咲かせるために葉数が必要なんですね。 枝を伸ばさないといけないわけですが、ここで矛盾するわけ。 枝を伸ばしたいんだけど、伸ばすと枝が折れる。 で、どうするかといえば、太い枝を出させるために花後の剪定を深い位置で行います。 五枚葉を５つくらい残して、全体をばっさり切り戻してください。 ここで、花がら摘みだけにすると、細い枝が伸びて草姿も悪くなるし、細い枝には良い花はつかないし、と良いことはありませんので、必ず強剪定してくださいね。 時期は花後すぐから6月上旬までです。2番花の花後の剪定
7月下旬くらいになると、条件が良ければ2番花はぱらぱらと咲いてきます。 できれば早めに切花にして鑑賞しましょう。 ひとしきり２番花が咲き終わったら8月下旬に、2番花が咲いた枝だけ1/3程度に切り詰めてください。秋バラが終わったら
このように強剪定すると、秋になると伸びた枝の咲きにきれいな花を咲かせてくれます。 花後には花がら摘みだけ行ってください。 そして、2月になってから伸びた枝を枝元から25cmくらいだけ残して、ばっさり切ります。 なお、春先になっても株元に日が当たりにくい場所では、もう少し高い位置で剪定した方がいいかもしれませんね。関連コンテンツ
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