ベランダでイチゴを育てる!
実は、アンケートを取ると育てたい果物のNo.1はイチゴなんです! イチゴはおいしいですし、特にイチゴ狩りを経験すると摘み立ての甘いイチゴの味が忘れられなくなりますよね。 それに、木じゃないのでスペースもいらなさそうだし、草花栽培の感覚でできそうだし。 その上、イチゴも意外とお高いので家計のたしにもなるかも。 ということで、今回は、ベランダでのイチゴ栽培の方法を解説いたします。イチゴの品種選び
まず、初心者の方はワイルドストロベリーがお薦めです。 小粒でちょっとすっぱいですが、丈夫でよく殖えるので、多少条件の悪いベランダでも収穫可能です。 ジャムにするとおいしいですよ。 九州でよく作られる「とよのか」はおいしい有名な品種ですが、意外と鉢やプランターでも栽培可能です。 また、「アロマ」は少し小さいですが、強健で育てやすい品種ですね。 「あかねっ娘」は大きな赤い実をつける育てやすい品種です。 うどんこ病が出やすい場所では小粒ですが、育てやすい宝交早生がいいでしょう。 それから、最近は四季なり性のイチゴも出回っています。 味や収量の問題もありますが、秋にも新鮮なイチゴが食べられるというのもいいかもです。苗の植え付け
イチゴの苗は10月中旬から11月初旬に植えつけます。 ガーデニングセンターや通信販売でイチゴの苗を入手したら、大き目のプランターが10号以上の大きな鉢に3,4株まとめて植えつけます。 用土は市販の野菜栽培用土でOKです。 株間は広めに15cmはとりましょう。また、イチゴはクラウンが埋まらないように必ず浅植えにします。 イチゴの花は親株のランナーの反対側から出てきます。 収穫の手間を考えるとランナーを外側に、花房が内側になるように植えつけることをお薦めします。 株元は敷き藁などで覆ってくださいね。黒いビニールでマルティングしても良いでしょう。 もちろんベランダでも、できるだけ日の良く当たる場所に置いてください。 北風が強いようなら、寒冷紗などで風避けします。栽培
イチゴ栽培のポイントは水やり、除草、追肥、中耕です。 ベランダは乾きやすいので、ともかく乾かさないように、気候の良い時期は、しっかり水やりしてください。 栄養分豊富な用土なので雑草がはびこらないように、早めに雑草は根元から抜き取ってください。 1月下旬から2月上旬に化成肥料を追肥し、中耕します。 中耕というのは苗と苗の間を掘って、土寄せすることですね。 花が咲いて実が少しふくらんできた頃に、もう1回、追肥します。 なお、マンションの高層階には虫が来ないので、自分で受粉させる必要があります。 やわらかい穂先の筆で、それぞれの花のおしべとめしべを順番に触っていきます。 くるくると2,3回まわす程度で大丈夫です。収穫
イチゴの最大の敵は鳥たちです。 ネットのないベランダでは、イチゴのプランターだけでもネットをかけてください。 鳥たちのエサとして提供するのならなくてもかまいませんが。 腐った実やひねくれた実、枯れた下葉などはこまめに取り除いてください。 鳥対策が万全でしたら、イチゴ狩りの時の様に、真っ赤に色づいた実だけを収穫してください。苗作り
イチゴは自分で苗を作ることもできます。 収穫後、暖かくなるとランナーが出して、その先に子株ができてきます。 最初はランナーを付けたまま、子株を用土を入れたポリポットか小さな鉢に植えつけます。 根づいたらランナーを切り取ってください。 子株の先にランナーを出して、さらに孫株をつけることもあります。 孫株も同様に苗にしてしまいましょう。 収穫後から梅雨時にかけて、うどんこ病が発生することがあるので注意してください。 真夏のベランダは暑すぎるので、できるだけ風通しの良い涼しい場所に移しましょう。 秋になったら日当たりに戻して、しっかり水やりしてください。関連コンテンツ
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苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1〜1.5ヶ月後に咲き始めます。