シクラメンの冬越し
シクラメンは夏越しが一番難しいです。 なので、シクラメンの夏越しについては、すでにガーデニングの裏技に記事があります。 しかし、12月に購入したシクラメンがすぐに駄目になるという話もよく聞きます。 そこで、今回はシクラメンの冬越しについて、症状別に解説いたします。カビが生えた、腐ってきた
これは灰色カビ病の仕業です。 室温が20度くらいあって、風通しが悪く湿気が多いと発生しやすい病気です。 球根が腐ってブヨブヨしてきたら手遅れです。 他の植物が病気にならないうちに、株ごと処分してください。 球根がしっかりしているなら、腐ってきたり、カビている葉や花茎を手で根元から抜き取って、株元を乾かしてください。 そして、ベンレートなどの殺菌剤を散布し、室内で日光に良く当ててください。 予防法としては、まず置き場所の風通しをよくすることです。 ただし、温風に直接、当ててはいけません。 また花が終わった花茎や枯れかけた葉は早めに根元から抜き取ってください。花や葉がくたっと萎れてしまった
水切れです。 底面給水鉢の場合は、給水口から室温に慣らした水を入れます。 株が水を吸うので、しばらくして水量が減ったら水を足してください。 普通の鉢の場合は、球根にかからないように、葉をまくって、ていねいに、鉢底から溢れるくらい、たっぷり水をあげてください。 通常は、これで復活します。 復活しなかった花や葉は、そのまま抜き取ってくださいね。下葉が黄色くなった
日光不足や肥料不足で下葉が黄色くなることが多いようです。 まず、やや薄めの液体肥料を少しあげてみましょう。 また、置き場所を工夫して、暖かい日中は室内の日光が当たる場所に移動するといいでしょう。 葉組みをすると葉に光が当たりやすくなるだけでなく、小さな蕾が大きくなって花が咲きやすくなります。 室温が高く、風通しが悪い時に急に葉が黄色になる場合は萎凋病の可能性があります。 黄色の葉を全て根元から抜き取るとともに、ベンレート剤などで殺菌してください。 それから、まれにハダニやオンシツコナジラミが葉の裏についていて、葉を黄色くしてしまうことがあるようです。 殺虫剤などで早めに防除しましょう。寒さに強いガーデンシクラメンなのに、なかなか咲かない
開花株であっても、しょせんはシクラメンですから寒さは苦手です。 暖地ではガーデンシクラメンは屋外で越冬可能ですが、花がどんどん咲くわけではありません。 特に夜間は暖地でも冷えますので、冬季も花を楽しみたいのであれば、鉢植えにして室内で楽しみましょう。 鉢植えにしておくと、クリスマスやお正月の天気の良いときだけ、玄関先に飾ることも可能ですしね。関連コンテンツ
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