ガーデニングの裏技 背の高い鉢にチューリップを植える

背の高い鉢にチューリップを植える

花壇に植えるチューリップもいいものですが、チューリップを主役にした寄せ植えも捨てがたいですよね。

チューリップの寄せ植えの作り方もいろいろありますが、花茎が伸びて、その先に花が咲くチューリップの特性を生かした寄せ植えが今回のテーマです。

この場合、腰高の鉢を使うのがポイントです。

すらりと背の高い鉢に、すらりとしたチューリップが咲いているところを想像してみてください。

かっこいいでしょう!!

ただし、チューリップだけだと寂しいので株元に下草を植えます。

下草はチューリップとは逆に、ツル性の植物で、鉢の外へ流れ落ちるような草姿のものがベストです。

鉢底から、つる性の下草を伝って鉢を上がり、チューリップの葉から茎へ、茎から花へと、縦のラインが強調されます。

こういう、かっこよくてモダンな寄せ植えを作ってみませんか?

チューリップの株元に植える下草

チューリップの株元に植える下草は、生育旺盛で長く使えるツル性の植物がいいでしょう。

たとえば白い斑が入ったツルニチニチソウやヒメツルニチニチソウ、ステラ(バコバ)などが使えます。

寄せ植えの作り方

チューリップは浅植えにすると倒伏しやすいので、必ず球根の上に球根2個分の深さの用土がかかるようにします。

そのくらいになるように腰高鉢にゴロ土と用土を入れて、チューリップの球根を置いてください。

球根が完全に隠れるまで用土を足してから下草を軽く根鉢をくずして植えつけてください。

所定の高さまで用土を足したら、用土の中に隙間ができないように割り箸などで用土をほぐします。

このとき、深く突き刺すと球根を傷つけるので注意しましょう。

日陰に置いて最初にたっぷり水やりし、2,3日たったら西日と北風の当たらない日当たりに移してください。

あとは、用土がしっかり乾いてから、たっぷり水遣りします。

開花後の管理

チューリップが開花し、花が終わりだしたら早めに切り取ってください。

葉は切らずにしばらく残しておくと来年の球根が太ります。

葉が黄色くなってきたら球根を掘り出して、秋まで涼しい場所で保管してください。

下草は鉢に戻して夏の間は、葉物として鑑賞しましょう。

あるいは、中央に小型のダリアやケイトウ、サルビアなどを植えつけて、夏の寄せ植えにすることも可能ですね。

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