春植え球根 栽培のコツ
春植えの球根には、秋植えの球根とは違った育て方のコツがあります。 ここでは、春植え球根の栽培のコツについてお話します。寒がりな春植え球根
春に植えつけて夏に花が咲く春植え球根は寒がりです。 寒い冬は球根で寒さに耐えています。 もともと、亜熱帯や熱帯地方原産の植物が多いので、八重桜が散って、暖かくなってから球根を植えつけましょう。
生育中に花芽を付けます
春植え球根のトラブルで多いのは、「葉はあるんだけれど、花が咲かない」というもの。 じつは、多くの春植え球根は、球根の中には花芽がなくて、生育していくなかで
花芽を作ります。 なので、日当たりが悪かったり、土壌がやせていたりして、
十分に植物が生育できなければ花芽ができず、花が咲きません。 球根が大きいと大きくりっぱな花が咲きそうに思いますが、
環境が悪いと花が咲きません。 もともと、熱帯や亜熱帯の日当たりの良い場所で自生している植物なので、
日陰では花が咲かないので、都会の方は植え付け場所に
注意してください。 なお、アマリリスは球根の中に花芽ができています。 ですから、市販の大きな球根であれば、環境が悪くても花が咲きます。 ただし、球根の養分を使い切ってしまうので、翌年の花は期待できません。
肥料切れ、水切れに要注意
アマリリス以外の春植え球根は生育しながら花芽を作っていきます。 ですから、日当たりや風通しだけでなく、肥料不足や水不足になって植物の生育が悪影響を受けると花が咲かなくなってしまいます。 また、翌年にも花を咲かせたいのであれば、球根にも力をつけさせる必要があります。 植え付け時には緩効性の化成肥料を与えておき、生育中にも液体肥料などで、
しっかり追肥しましょう。 花もできるだけ早く付け根から切り取って実を付けないようにします。 花後にはカリ分の多い肥料を追肥するといいでしょう。
高温多湿にも注意
春植え球根の中にはダリアやグロキシニアのように高温多湿を嫌う植物もあります。 風が通るように工夫したり、寒冷紗で少しだけ遮光した方がいい場合があります。病虫害の防除
アブラムシやヨトウムシなど、春植え球根植物にも害虫が付くことがあります。 また、高温多湿になると病気も発生しやすくなります。 予防的に早めに殺虫剤や殺菌剤を散布しておくほうが、トータルとして散布量を減らすことができます。
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