失敗しないゼラニウムの挿し木
ゼラニウムというと、かなりポピュラーな植物ですし、暑さや乾燥に強く、霜に当てなければ屋外でも越冬可能な種類が多く、病気にも強い育てやすい
植物という印象が強いですよね。 以前は、どのご家庭にもゼラニウムの1鉢や2鉢はあったものです。 しかし、最近は、意外にゼラニウムを見かけなくなりました。 他に育てやすく花の美しい植物が多く出回るようになったことが原因かもしれません。 ただ、ゼラニウムは生育旺盛なのですが、下葉が枯れやすく、木質化して、
草姿が悪くなるという欠点があります。 下葉が枯れあがってみすぼらしくなったゼラニウムを復活する秘訣は挿し木です。 ところが、このゼラニウムの挿し木ですが、初心者の方で失敗される方が多いようです。 そこで、今回は、ゼラニウムの挿し木を取り上げてみました。
挿し穂を切る場所
実は初心者の方が失敗する原因の多くは、挿し穂を切る場所を間違えているからです。 下の方の木質化した場所は、さすがに発根しずらいようです。 そこで、葉が出ている緑色の柔らかな茎のところを切って挿し穂にされる方が多いようです。 しかし、この部分を挿し穂にしても、茎から腐ってしまうことが多いのです。 ゼラニウムは乾燥地帯の植物なので、普通の植物のように挿すと腐りやすいのです。 ゼラニウムの挿し木の時には、木質化した部分と緑色の柔らかな部分のちょうど中間の、茎の色がやや褐色じみてきたかな、という場所です。 この場所ですと、腐りにくく、それなりに発根もするようです。
挿し穂を乾かす
挿し穂の下の方の葉は根元から切り取ってください。 多肉植物を含めて、乾燥地帯の植物に一般的に言えることですが、ゼラニウムの挿し穂は必ず、1日、日陰で乾かしてください。 水あげをしてはいけません。 乾いた赤玉土などに挿して、次の日に少し水遣りしてください。 普通の植物のように、用土をずっと湿らせておくと、挿し穂が腐ることがあります。 乾燥気味に管理すると、下の方の葉が枯れてきますが、その方がうまくいくことが多いようです。 下の葉が黒く枯れてきたら失敗で、挿し穂が腐っている証拠です。 なお、ぺラルゴニウムやアイビーゼラニウム、センテッドゼラニムなどの、水が好きな種類は、
普通の植物と同じように挿し木していただいてかまいません。
関連コンテンツ
挿し木の裏技
powerd by 楽市360
楽天市場からのご案内
更新情報・お知らせ
ガーデニンググッズ並木からのお薦めアイテム
|
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
丸一(株) 雨水タンクまる100Lセット これだけあればすぐに使用可能雨水利用・雨水タンク ※工場ダイレクト商品の為代金引換 不可 価格:28,300円 |
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
フラワーショップ並木からのお薦めの季節の鉢花、花苗
草花の苗/ハイビスカス:フィジー・ホワイト3号ポット フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1〜1.5ヶ月後に咲き始めます。