春まき種子の早まきテクニック
2月といえば一番寒い時期ですが、その2月に種まきしましょう、というのが今回のお話です。 普通は4月中旬以降に種まきする耐寒性のあまりない植物を、2月下旬に種まきしてしまいます。 なぜ、そんなに早く種まきするかというと、もちろん早く育てて長く花を楽しみたいからですね。 ペチュニアや四季咲きナデシコなど、ガーデニングセンターで春先から苗が売られていますが、その苗を自分で作ろうというわけです。 また、ナスタチウムなどの高温多湿が苦手な植物も、早く種まきすれば、枯れるまでの間、長く花を観賞できます。 それから、秋まきの植物でも、いろんな都合で秋に種まきできなかった場合、2月下旬に保温して発芽させて育てると、
秋にまいたのに近い感じになります。 たとえばスイートアリッサムや1年生のフロックス、クリサンセマムやムギワラギクなどが早撒き可能です。
育苗器を利用する
一番手っ取りはやいのは市販の育苗器を利用する方法でしょう。 有名なのは、ヒーター付育苗器「愛・菜・花」などですね。 ヒーターとサーマスタットが付いているので、ピート板や育苗ポットなどに種まきして、そのまま育苗器に入れればOKです。 発芽して本葉が出るくらいまでは、愛菜花の中で育苗できます。 商品名にもあるように、お野菜の種まきもできます。発泡スチロール箱を利用する
ヒーター付きの育苗器がない場合は、発泡スチロールの箱に種まきしたピート板などを入れて、ふたをしないで、ラップをかけて密閉します。 これで保温と保湿の効果があります。 室内だと暖房などもあるので、発芽適温になると思いますが、夜間に暖房が止まると温度が下がるので、
なるべく床から離して高い場所に置きましょう。 場合によっては、夜間だけ古い毛布などをかけて保温する手もあります。
ビニール袋に入れる
量が少なければ、ピート板などをビニール袋に入れるという手もあります。 卵パックに種まき用土を半分くらい入れて、種をまいて、ふたをするという方法もあります。注意事項
植物によって発芽適温が違いますので、温度管理には注意してください。 土に挿せる小さな地温計などで地温を測定するといいでしょう。 冬の室内は乾燥しやすいですが、発芽までは用土を、乾かさないようにします。 また、植物によっては発芽に光が必要なものもあります。 種子をハガキなどにのせて、湿らせたピート板などに均一になるように撒いてください。 発芽に光は不要だけど、発芽してから日に当てないとモヤシみたいになってしまう植物も多いです。 発芽後は、窓辺などで日光浴させてあげてくださいね。 ただし、夜は温度が下がるので、部屋の中央に移動させましょう。 発芽がそろったら、適宜、間引きしていきます。 間引くのを嫌がる人もいますが、間引かないと徒長した弱い苗ばかりになってしまいます。 本葉がしっかり展開したら、ポリポットに仮植えしていきます。 このとき、根を傷つけないように注意してください。 ヤエザクラが散って遅霜の心配がなくなったら、花壇やプランターなどに移植します。関連コンテンツ
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