花壇のプランニング
今回は、花壇のプランニングについて解説いたします。 花壇のプランニングと言ってもよくわからないかもしれませんが、まずは、お庭の大きさや環境とお花のイメージをもとに花壇のレイアウトをします。 そして、実際に植えつけていく植物と時期を計画していきます。花壇のレイアウト
まずは、花壇のおおまかなレイアウトを考えましょう。 そのときに考えないといけないのは、花壇の形と大きさ、日当たりや風通しの状態、作業をするときの動線です。
花壇の形と大きさを決める
花壇といっても形や大きさは様々ですから、形と大きさを把握するのが先決です。 手書きでもいいいのですが、Windowsならペイントツールなどを使ってレイアウトを描くと便利です。 そのとき、グリッド線を表示させるのがコツですね。 手書きの場合は方眼紙を使いましょう。 花壇だけでなく、周辺のブロック塀や家屋、庭木や庭石などの位置も書いておきましょう。日当たりや風通しの状態の確認
とりあえずレイアウト図が書けたら方角を確認します。 それとまわりの建物の高さを見て、花壇の日当たりや風通しを考えてみましょう。 一般的に、夏は太陽の位置が高いので広範囲に日が当たりやすく、冬は太陽の位置が低いので、日が当たらない場所が増えます。 ただし、方角とのからみもあるので、普段から、どの季節には、どの程度、日が当たるかを
メモしておくといいでしょう。
作業をするときの動線を考える
ここまできたら、花壇で作業するときの動線も考えておきましょう。 動線というのは、人が動く線のことです。 今回の場合は花壇の奥が生垣なので、花壇の奥に行くには花壇の手前の方を通らないといけないので、奥の植物を植え替えるのは、手前の植物の植え替え時がいいということがわかります。 左側もブロック塀なので、花壇の奥と左側には、できるだけ手間のかからない植物を植えておきたいですね。
植物のレイアウト
奥の方には手間要らずの球根植物、それも大きめのものがいいでしょう。 たとえばカンナとかですね。 斑入り葉の品種や銅葉の品種を加えると花のないときにもバリエーションが楽しめますね。 手前には花期が長くて背の低い1年草がオススメです。 真夏などに弱った場合には、秋口に1年草の部分だけ入れ替えるといいでしょう。 両端にはコリウスを植えておくと、花が少ないときにも寂しくありませんよね。 中央には、中くらいの背の高さで、メインとなる植物を植えます。 この花壇は、ある程度の広さがあって南向きの日当たりの良い場所なのでダリアをメインにしました。 中段の両端にはブルーサルビアのような宿根草を植えておくと、2,3年は植えっぱなしでいいでしょう。植え付け計画
ある程度、花壇のレイアウトができたら、植え付け計画を作りましょう。 植え付け計画というのは、いつ植えつけて、いつ球根を掘りあげるのか、それぞれの植物がいつ花が咲くのか計画するものです。 手書きでもいいですが、Excelなどの表計算ソフトで作ると便利ですね。 今回の5月から11月まで花を絶やさない、手間要らずの花壇ですと下の図のようになります。 1ヶ月ごとにしていますが、上旬、中旬、下旬のように、もう少し細かく分けた方がいいかもしれませんね。 ついでに、花木や鉢花の作業も、このような表に書き入れておくと、うっかり忘れることもなく、便利ですよね。
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