シクラメンの植え替え
夏越しの難しい鉢花の代表がシクラメンですよね。 最近は、日本の暑さに耐える品種もでてきましたが、まだまだ、夏にシクラメンを枯らしてしまう人は多いでしょう。 で、もし、夏越しに成功したら、9月中に植え替えてください。 そうすれば、12月の終わりから1月にかけて、たくさん花を咲かせてくれますよ！シクラメンの夏越し株の見極め
まず、緑の葉が10枚以上ついている株は、夏越しに成功した株です。 9月中に植え替えてください。 緑の葉が数枚しかなくても、球根が硬くてしっかりしていて、茎の根元も腐っていたり黄色になっていなければOKです。 逆に緑の葉が2,3枚あっても、球根がやわらかくなっていたり、茎の根元が腐っているものは諦めましょう。 夏に水をやらずに枯らしてしまったシクラメンでも球根が硬くて、芽が見えているようでしたら可能性がありますので、植え替えましょう。葉のついているシクラメンの夏越し株の植え替え
多くのシクラメンの鉢は底面給水鉢に植えられていますが、ひとまわり大きな浅めの鉢に植え替えてください。 鉢底には必ずゴロ石か発泡スチロールを砕いたものを入れます。 用土は、市販のシクラメン用の用土か、小粒の赤玉土３、小粒の軽石３、腐葉土４で作ってください。 根腐れ防止剤を少し用土にまぜておくといいでしょう。 緩効性の化成肥料も少し入れておくといいでしょう。 株の方は、まず、枯葉は根元から切り取ります。 もし花茎が出ていたら、それも根元から切り取ります。 根鉢をくずさずに鉢に入れ、まわりの空いた部分に用土を入れていきます。 植えるときは、必ず、球根の上半分が土の上に出るように、浅植えにしてください。 たっぷりと水をあげてから、1週間は明るい日陰で養生させてあげてください。葉のついていないシクラメンの夏越し株の植え替え
水をやらずに葉がみんな枯れてしまった株は、球根の上部の茎がでてくるところを傷つけないように植え替えます。 まず、球根を傷つけないように、土を全部、取り除きます。 古い根も1/3くらいに切り詰めてください。 あとは、葉がついていおる場合と同じですが、鉢は元と同じくらいの大きさがいいでしょう。 根を広げながら、用土の上に球根を置き、球根の上半分が土の上に出るように、浅植えにしてください。 たっぷりと水をあげてから、1週間は明るい日陰に置きます。 球根が生きていれば、芽が出てくるはずです。関連コンテンツ
植え替えの裏技
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