秋バラのための剪定
きれいなバラを咲かせるには剪定が欠かせませんよね！ 実は、バラの剪定で一番、微妙なのが秋バラのための剪定です。 今回は、秋バラのための剪定について、剪定時期や剪定する品種、剪定方法について解説いたします。
9月上旬に剪定するわけ
まず、8月中に剪定してしまうと、9月のおわりから10月にかけて秋バラが開花します。 しかし、残暑の時期なので、やはりバラの力は弱く、花の大きさが小さくなりますし、花色も良くありません。 9月10日ごろまでに切ると、開花までに40日くらいかかりますが、
大きな花で花色もきれいになります。 上手に育てると、春バラよりも大きく、花色もよくなります。 ただ、9月も中旬になると、開花が10月下旬から11月にずれこんでしまいます。 そうなると気温も低く、日照時間も短く満足な花が咲かなくなります。 蕾のまま開花しないままで終わってしまうこともあります。 なので、9月の第1週、遅くとも10日までには剪定を終わらせましょう
秋に剪定するバラ
全てのバラを秋に切っていいわけではありません。 秋に切っていいのは、基本的に四季咲き性の品種です。 ハイブリッドティー、フロリバンダ、ミニバラ、そして四季咲き性のオールドティーやシュラブの一部だけです。 間違って、１季咲きの品種を切らないようにしてくださいね。
秋バラのための剪定方法
秋バラのための剪定は2番花を咲かせたような元気の良い枝を、1番花の後に切ったところの上の、枝の半分くらいのところで切ります。 なお、病害虫などが出ている枝や夏に葉を落とした枝は、8月下旬までに最初は浅く剪定し
、枝が10cmくらい伸びたところで、ソフトピンチで、枝先の芽を手でつんでください。 これで葉数が増えて、株が充実します。 ただし、品種によっては、このように2回剪定すると秋に花が咲かない場合があります。
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