ハードニングで植物を鍛えよう!
「ハードニング」という言葉をご存知ですか? ハードニングとは、植物を鍛えること、特に寒さに対する耐性を高めるような栽培管理をすることを言います。 同じ植物でも栽培管理によって、耐えられる最低温度が変わってきます。 ハードニングによって、ある程度、耐寒性が高まれば、高価な温室などがなくても、室内に取り込むだけで越冬出来る場合もあります。 では、どうすれば耐寒性を高めることができるのでしょうか? まずは、室内や温室に取り込む時期を少し遅らせましょう。 植物が傷むようではダメですが、あまり早くから室内に取り込むと、寒さに対する耐性が全くできなくなります。 水やりも控えめにします。 全然、水をあげないのではなく、通常は、土の表面が乾いてから3日後の午前中に水やりします。 普通は冬には肥料もあげません。 ただ、冬も生育を続ける植物では肥料をあげないわけにもいきません。 そのような場合は、窒素分を減らして、リン酸やカリ分が多い肥料を使用しましょう。ハードニングとは違いますが、室内に取り込む前に、しっかり日光に当てて、植物の力を高めておくと、冬越しも楽になります。 挿し木や挿し芽をして小さな株に更新しておくと、植物としては若返った感じになって、耐寒性が増します。 この場合、室内に取り込んでも場所を取らないというメリットもありますよね。
どうしても室内などに取り込むスペースがない場合は、ベランダなどの軒下にフレームを作って、そこに入れて冬越しできる場合があります。 ただし、小さなフレームは蒸れやすいので、日中は上の窓をあけるなどの対策が必要です。 逆に明け方には冷えやすいので、夜間は寒冷紗や菰などでフレーム全体を防寒するといいでしょう。 花壇にスペースがある場合は、フレームを半地下式にして設置すると温度変化を少なくできます。
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