東洋ランの株分けと植替え
10月上旬から11月上旬にかけては、東洋ランの株分けや植え替えの適期ですね。東洋ランは毎年、植え替える必要はありません。
しかし、2,3年するとどうしても根詰まりしますので、2,3年に1度は株分けして植え替えることをオススメします。
植替えの方法ですが、まずは、鉢の縁を叩いて、鉢を緩めてから株を鉢から抜いてください。
最初は固くて抜きづらいですが、しばらく叩いていると、すっと抜けるようになります。
株が抜けたらピンセットなどを使って、ていねいに根の間の古い用土を取り除いてください。
葉が付いているバルブ3個ずつになるように株分けしてください。
株分けはナイフなどは使わずに、分ける部分を真ん中にして、左右の手で株を持ち、ひねるようにして、ゆっくりと引きはがすような感じで分けていきます。
決して無理やりやって、関係ない部分を切らないように注意しましょう。
枯れた根やカスカスの根は根元から切り取ってください。
用土としては、1.水で戻したミズゴケ、2.大粒の硬質鹿沼土1:大粒の桐生砂1:大粒の軽石1、3.中粒の硬質鹿沼土1:中粒の桐生砂1:中粒の軽石1、4.小粒の硬質鹿沼土1:小粒の桐生砂1:小粒の軽石1を用意しましょう。
必要な用土の量を大粒の用土、中粒の用土、小粒の用土で3等分してください。
鉢底にネットを敷いたら、大粒の用土を1/4くらい入れて、切り分けた株を1つ鉢の中央に置きます。
バルブの根元が鉢の縁の高さより2,3cm下になるように、株の高さを調整してください。
大粒の用土をさらに少し入れてから中粒の用土を入れていきます。
この時にピンセットなどでつついて、隙間をできるだけなくすようにしてください。
次にバルブの根元が隠れるくらいに小粒の用土を入れ、最後に1cmくらいの厚さでミズゴケを敷き詰めてください。
葉のない古いバルブも小さめの鉢に、ミズゴケ単用で植え付けておくと、翌年の夏には葉が出てきて、育っていきます。
なお、開花直前に育成用の鉢から化粧鉢に植え替える時は、根鉢をくずさず、傷つけないように注意して植え替えてくださいね。
関連コンテンツ
山野草栽培の裏技
楽天市場からのご案内
更新情報・お知らせ
ガーデニンググッズ並木からのお薦めアイテム
|
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
丸一(株) 雨水タンクまる100Lセット これだけあればすぐに使用可能雨水利用・雨水タンク ※工場ダイレクト商品の為代金引換 不可 価格:28,300円 |
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
フラワーショップ並木からのお薦めの季節の鉢花、花苗
草花の苗/ハイビスカス:フィジー・ホワイト3号ポット フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1〜1.5ヶ月後に咲き始めます。