ガーデニングの裏技　チューリップ球根　植え付けの裏技

チューリップ球根　植え付けの裏技

春花壇の主役であるチューリップ。

今回はチューリップの球根の植え付け時の裏技について、ご紹介します。

球根選び

チューリップ栽培の第1歩は球根選び。

特に、品種選びは大切です。

というのは、最近のチューリップには様々な花色や花形の品種がありますし、花の咲く時期もかなり幅があります。

ですから、植え付ける場所や咲かせたい時期を良く考えて品種選びをする必要があります。

品種と個数が決まったらガーデニングセンターなどで球根を選ぶわけですが、芽や根が出ていない、傷のない、大きな球根を選ぶようにしましょう。

植え付け時期

チューリップ球根の植え付け時期は11月のイチョウの葉が黄色くなる頃です。

植え付けが遅れると、冬の寒さで傷むこともありますので、最悪でも年内には植え付けてください。

植え付け用土

チューリップ栽培の一番のトラブルは、球根が腐ってしまうことです。

球根が腐る原因は、水はけの悪さです。

なので、必ず市販の園芸用培養つちなどの水はけの良い用土に植え付けるようにしてください。

庭植えの場合は、川砂や軽石、腐葉土などで土壌改良をしてくださいね。

庭植えでは深植えに

チューリップの球根を庭植えにするときは、必ず25cmから30cmくらいの深さの深植えにしてください。

浅く植えると地表面の寒さの影響を受けたり、雨が続いて球根のまわりが湿りすぎて、花が咲かなかったり、最悪の場合、球根が腐ってしまったりします。

特に高価な八重咲き品種などに弱いものが多いので、注意しましょう。

コンテナでは深鉢に

庭植えとは逆に、土の少ないコンテナでは、できるだけ浅植えにして根が伸びるスペースを確保してください。

ですので、チューリップの球根は深鉢に植え付けるようにしてください。

その方が、根が伸びるスペースが広くなります。

それから球根の茶色の薄皮を剥いてください。

この方が発根が早くなり、寒さに対する抵抗力が早く付きます。

また、全部の球根の皮を剥いておくと、開花も揃うようになります。