5月の園芸作業
毎月の園芸作業のポイントをご紹介しております。 東京や大阪を基準としておりますので、寒地や暖地では、適宜、時期をずらしたり、寒地や暖地での特別の作業が必要となる場合もあります。 個々の植物の育て方については、インターネット園芸大事典もご参照ください。バラの園芸作業
5月はバラの一番美しい時期です。 1年の集大成と思って、しっかり管理して、すばらしい花を咲かせてあげましょう。 鉢植えのバラはできるだけ長い時間、日光があたる場所に置いてください。 鉢植えのバラは水やりをしっかりしましょう。 花を咲かせるためにバラは水を欲しがります。 特にマンションのベランダは乾きやすいので、毎朝水やりする習慣をつけるといいでしょう。 庭植えのバラは晴天が続いて乾きすぎる時は毎日、普通は週に2,3回の水やりで十分でしょう。 ただし、1回にたっぷりと水をやってください。 2週間に1度は規定の希釈倍率の液体肥料を与えてください。 ハイブリッド・ティーなどで大輪花に挑戦するときは、一番大きい蕾を残して、脇の蕾は小さいうちに手で摘み取ります。 切花にするときは、花が少し開いた段階で枝元の5枚葉を4枚くらい残して、その上で切ります。 葉を少し残しておかないと、その後の生育が悪くなります。 花の芯が少し変色してきたら、早めに花がら摘みをしましょう。 普通は5枚葉を2つつけて切りますが、新苗や調子の悪い株は5枚葉の上で切った方がいいようです。 切った花は切花として楽しむことができます。 うどんこ病やべと病の発生しやすい季節です。 また、蕾や新芽にアブラムシがつきやすいので、薬剤散布などで防除しましょう。 梅雨時までに、株元をマルティングしておきましょう。 雨による地面からの跳ね返りを防げるので、病気が出にくくなります。クレマチスの園芸作業
5月はクレマチスの季節でもありますね。 しっかり管理しましょう。 鉢植えのクレマチスはできるだけ長い時間、日光があたる場所に置いてください。 水やりは鉢植えは毎朝1回、庭植えは1週間に1回程度、たっぷりと与えます。 2週間に1度は規定の希釈倍率の液体肥料を与えてください。 早咲き品種で花が終わったものは、花がら摘みをします。 モンタナなどの弱剪定品種は、花だけを切ります。 柿生などは花の2節下で切ってください。 源氏車などの中生品種は弱剪定、強剪定ともに可能です。 弱剪定では花の2節下、強剪定では新梢を1節だけ残してすべて切ります。 2番花は、弱剪定では花は小さいですが花数が多くなり、強剪定では花数は少ないですが大輪花が咲きやすくなります。 ネコブセンチュウによる立ち枯れ病が発生しやすい季節です。 治療法はありませんので、立ち枯れした株は抜き取って焼却します。 花びらが食べられていたらナメクジの仕業です。 鉢底などにいるナメクジを捕殺してください。洋ランの園芸作業
5月は洋ランの植え替え時期ですね。 梅雨までには植え替えを終了しましょう。 シンビジウム、パフィオペディラム、カトレア、オンシジウムなどは屋外に出しましょう。 シンビジウムは遮光は不要ですが、パフィオペディラムは70%遮光、カトレアやオンシジウムは半日陰になるような場所がいいでしょう。 コチョウランはまだ屋外に出してはいけません。 シンビジウムやパフィオペディラムは2,3日に1回程度たっぷり水やりします。 他の洋ランは乾いたら水遣りしてください。 肥料はごく薄い液体肥料を水やり代わりに与えるか、シンビジウムなどでは骨粉入りの固形肥料を鉢縁に沿って 埋め込んでやります。花木、庭木の園芸作業
5月は松の剪定の適期です。 小まめに弱剪定した方が枝ぶりが良くなります。 ツツジやシャクバゲは花後剪定の季節です。 7月には花芽ができるので、それまでに剪定しましょう。 ジンチョウゲなどは挿し木が可能です。 5月は椿にチャドクガが発生する季節です。 チャドクガの幼虫に素手で触れるとかなりかぶれますので、 厚手のゴム手袋をするか、枝ごと切り取って捕殺してください。 ツツジにグンバイムシが発生します。 薬剤散布するとともに、風通しに注意してください。 花が終わった木にはお礼肥を施してあげましょう。 肥料としては油粕+化成肥料が良いでしょう。鉢花の園芸作業
5月は花が咲いたり生育旺盛な季節です。 水切れ、肥料切れに注意してください。 駄温鉢や素焼鉢は毎日水遣りします。 プラ鉢やプランターは乾き具合を見ながら水遣りしてください。 2週間に1回は液体肥料を施しましょう。 液体肥料だけでは生育が悪い場合は、緩効性の化成肥料を置肥します。 花がらはできるだけ早く摘み取ってください。 アブラムシやグンバイムシなどが活発に活動する季節です。 風通しをよくするとともに、薬剤散布して駆除しましょう。山野草の園芸作業
山野草は5月が植え替えの適期です。 花が終わりましたら、順に植え替えていきましょう。 山野草は毎年植え替えた方が安全ですね。 山野草は強光線に弱いものが多いですので、 日焼けしないように、直射日光を避けましょう。 花後にお礼肥をします。 植え替えた株はすぐには施肥はしないでください。 2週間くらいたってからにしましょう。関連コンテンツ
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