サルビアは日本では冬越しできないので1年草 として扱います。なお英語名のscarlet sageからもわかるようにハーブとして 扱われているセージは同じ仲間です。
もともとは赤花の品種ばかりでしたが、最近は青花のブルーサルビアが夏花壇の主役になってきました。 また、日本でも越冬できる種類が宿根サルビアとして売られています。
水やりは少な目にして、適当に間引きながら本葉が5枚くらいになったら 定植します。少ない種でたくさんの苗を作るときには本葉2ー3枚で ミニプランターなどに仮植えします。
サルビアを花壇に定植するのは5月中旬以降に してください。土質は水はけが良く肥料分の多いものが良く、日当たりの いい場所に植えてください。株間は最低25cmはあけます。
サルビアはハーブのセージの仲間なので病虫害には強い方です。 夏場の水やりは乾いたらたっぷりやります。過湿には注意しましょう。
サルビアの花が終わってきたら、花茎の根元から切ってやると、新しい茎が 出てきて花が咲きます。サルビアは強いので切り戻しをやれば10月頃まで 咲き続けます。
サルビアの増殖は挿し芽でもできますが、冬越しが面倒なので普通は種を取ります。 しかし、種は熟すとすぐに落ちてしまいます。それで熟す少し直前に 早めにがくごと種を取って、日陰干しし、後で黒い種だけを選びます。
最近は普通のサルビアの他にブルーサルビアや宿根草としてのサルビア、 本来の低木性の特徴を持ったものなど多数の園芸品種がでてきました。
パイナップルセージやチェリーセージなどのもともとハーブ用の品種で あったものも、その強権性と可憐な花が評価されて花壇の背景などに 利用されるようになってきました。
のびやかに茎が直立して成長します。草丈は1mほどになり、淡いラベンダー色の花が しっかりとフォーカルポイントを作ります。大きめのコンテナでも良いアクセントになるでしょう。 S. longispicataの系統のサルビアではないかと思います。 |
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