インターネット園芸大事典　プリムラオーリキュラ

プリムラオーリキュラ

18世紀後半にイギリスで生まれたプリムラ・オーリキュラは、
花の中央にペーストという白い部分があるのが可愛いプリムラです。

株分けで殖やす栄養系は、少し気難しいですが、品種をコレクションする楽しみがあります。

ガーデニングセンターなどで大量に売られているのは種で殖やす種子系です。

種子系の場合は、価格が安く丈夫なだけでなく、遺伝的に固定されていないので、
1株1株が微妙に違っているので、宝さがしのようなおもしろさもあります。

東京以西では夏越しできない人が多いようですが、
山野草並みの管理をすれば夏越し可能ですので、トライしてくださいね！

可愛らしいプリムラ・オーリキュラですが、イギリス生まれのイギリス育ちなので
日本の蒸し暑い夏は大の苦手です。

まずは、株を購入したら、水はけの良い用土で鉢に植え替えておきましょう。

鉢の置き場所は、雨の当たらない日当たりと風通しの良い場所です。

水やりの時も、葉の付け根に水をためないように注意してください。

ただし、鉢土が乾いたら、たっぷり水やりしてくださいね。

肥料は緩効性の化成肥料を2月末に置肥してください。

それ以降は、調子が良ければ、5月中旬に規定濃度の液体肥料をあげてください。

4月になって暖かくなったら、雨の当たらない風通しの良い明るい日陰に移します。

花がらや枯れ葉は小まめに取り除いてください。

6月からは根腐れしやすいので、水やりは、やや乾かし気味にしてください。

特に真夏は山野草並みの管理をしないと、夏越しは厳しいでしょう。

9月中旬になって涼しくなってきたら、水やりを元に戻し、
10月の上旬くらいから、雨の当たらない日当たりと風通しの良い場所に戻します。

うまく夏越しできたら9月下旬から11月上旬まで2週間に1回、液体肥料をあげてください。

アブラムシやハダニ、ヨトウムシ、ナメクジなどの害に合いやすい植物ですので、
早めに見つけて駆除してください。

灰色かび病や軟腐病にもなりやすいので、適宜、殺菌剤を散布した方がいいでしょう。

タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね！
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。

関東は水不足で取水制限が開始されました！
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね！

フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。
印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1～1.5ヶ月後に咲き始めます。