マキシラリア
マキシラリアは可憐な洋ランですが、強健なのが特徴です。
ですから、初めて洋ランに取り組まれるには手ごろな種類と言えます。
原種はフロリダ半島南部からアルゼンチンにかけて生育し、300種以上の種類があります。
花色や花姿はさまざまですが、強健で、良い香りのする品種が多いのもマキシラリアの特徴ですね。
また、丸っぽいバルブが連なり合うようにできるのも、意外と可愛いものです。
マキシラリアの種類
マキシラリア・ピクタはブラジル原産で、冬から春に淡い黄色の香りの良い花を咲かせてくれます。
マキシラリア・テヌイフォリアはメキシコ原産で、夏から秋にかけて、黄色地に赤褐色の斑点があります。
花の大きさは3cmくらいで、甘い香りがします。
マキシラリア・サンデリアナはエクアドルやペルーの高地原産で、15cmくらいの大きな白い花を咲かせます。
マキシラリアの育て方
マキシラリア・ピクタは最低温度は5度以上でなんとか越冬できますが、他のマキシラリアは最低温度10度を維持してください。
逆にマキシラリア・ピクタは、冬季に温度が13度以上あると、花が咲かないと言われています。
冬は乾かし気味に管理しますが、できるだけ霧吹きなどをして、空気中の湿度を保つようにしましょう。
また、冬でも水切れは禁物です。
冬場はカーテン越しの日があたるくらいがいいのですが、夜間は温度が下がり過ぎるので、窓辺から離してあげてください。
八重桜が散る頃になったら、屋外の日当たりに出して、しっかり水やりしてください。
GWの頃から初夏にかけてと、秋には1000倍程度の液体肥料を10日に1回程度あげてください。
真夏には葉焼けするので、遮光するか半日陰に移します。
また、液体肥料は2000倍程度のものを月に2回程度あげればいいでしょう。
なお、マキシラリアは暑がる植物ですので、できるだけ風通しの良い場所に置いて、水切れさせないようにしてください。
場合によっては、二重鉢などを利用するのもいいかもしれませんね。
秋には、管理を元に戻して、しっかり日光に当てて、水やりしてください。
なお、開花中は液体肥料は施さないでください。
植替え時は春咲きの種類は4月から5月、夏咲きのものは9月下旬から10月中旬が良いでしょう。
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