マスデバリア
マスデバリアって、3枚の花びら(本当はがく片)が印象的な洋ランです。
花びらの先端が尖っている洋ランと言えばイメージできますか?
花色は赤、ピンク、オレンジ、黄色などおもに原色系です。
マスデバリアの原産地は南米アンデスの山地で、日本でおもに栽培されているのは、ある程度、暑さにも耐える低地種です。
洋ランの中でもやや栽培が難しいですが、株の大きさも小さくまとまるので、ある意味、日本向きの洋ランかもしれません。
マスデバリアの育て方
ともかくマスデバリアはアンデスの涼しい山地が原産なので、いかに夏越しさせるかが重要です。
5月下旬から10月中旬の気候の良い時期には風通しの良い屋外に置いてください。
また直射日光は厳禁で、遮光ネットで60-70%の遮光をしてください。
できれば山野草のように棚上で管理するといいでしょう。
植え込み材料が乾く前に朝に水やりしてください。
乾きやすいときは夕方にも葉水をするといいかもしれません。
真夏には日が沈んでから、鉢の周囲に打ち水をして温度を下げてあげてください。
それでも暖地や東京などの都会では屋外で夏越しするのは困難かもしれません。
そのときは1日中エアコンの効いた室内に取り込んでください。
直射日光に当てないこと、乾く前に水やりすること、できるだけ葉水をあげることは屋外で栽培する場合と同じです。
それに冷房の風が直接当たらないようにします。
窓辺でレースのカーテン2枚越しくらいの光に当てるか、ワーディアンケースなどを使って植物用蛍光灯で補光します。
マスデバリアは水が好きなので、その分、植え込み材料の水ゴケの傷みも早くなります。
5月頃に古い水ゴケを取り除いて、新しい水ゴケで植えなおしてください。
寒地でどんどん株が大きくなるようなら、植え替え時に株分けして、マスデバリアを殖やすことができます。
無料レポート 今月の園芸作業 洋ラン
洋ラン栽培の初心者を対象に、毎月毎月、どのような作業をすればきれいな洋ランを咲かせることができるのかを、簡単に解説しております。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
PR