イオノシジウム
イオノシジウムはオンシジウムとその近縁属のイオノプシスとの属間交配種です。
種名としてはイオノシジウム ポップコーンで、ピンクシュガーやハルリなどの品種があります。
オンシジウムに似た花姿の、可憐な淡いピンク色の小花をたくさん咲かせてくれます。
薄い黄色に変化するものもあります。
イオノプシス ウトリキュラリオイデスという原種も時々流通していますが、これはイオノシジウムよりも小型で寒さに弱く根腐れしやすいので、注意しましょう。
イオノシジウムはオンシジウムよりもやや育てにくく、普通の園芸店では販売されていないことも多いです。
それでも花の美しさに挑戦される方も多いようですよ。
通常は2-4月か9-11月に開花します。
イオノシジウムの育て方
イオノシジウムは植え込み材料なしで素焼き鉢に投げ込んで育てます。
ミズゴケなどを使うと根腐れしやすくなります。
あるいは、ヘゴやコルク付けにしてもいいでしょう。
洋ランの中では日光を好むので、5月から9月いっぱいは屋外の日光の当たる場所で管理してください。
また、根腐れしやすいので、風通しを良くするように心がけます。
気候の良い時期には規定の倍に薄めた液体肥料を1週間に1回、少しだけ施すと花付きが良くなります。
イオノシジウムは若干暑がりますので、真夏は30%程度遮光し、棚上などで涼しくなるようにしましょう。
乾燥し過ぎないように、真夏は夕方、日が沈んでから、しっかり葉水をかけてあげてください。
根腐れしやすいので、普通の洋ランのような水やりはしない方が無難です。
イオノシジウムはオンシジウム並みの耐寒性(最低温度5℃)はありますが、真冬には室内の窓ガラス越しに日光が当たる場所においてあげてください。
根が鉢の上に上がってきて不安定になってきたら植え替えましょう。
植え替えの適期は3-4月です。
なお、ヘゴ付けやコルク付けのものは植え替えは不要でしょう。
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