エリデス
エリデスという洋ランをご存知でしょうか?
ピンクのデンファレを小さくしたような花を下垂する花房にいっぱい咲かせているのがエリデスです。
自生地は東南アジアの熱帯雨林で、高い木の上で着生しています。
ですから寒さに弱く、暑さに強いですが、根がいつも湿っていると根腐れを起こしてしまいます。
少し気難しい洋ランですが、きれいな洋ランなので一度、挑戦してみませんか?
エリデスの育て方
エリデスはシンビジウムのようにバークで植えつけたり、カトレアのように水ごけで植えつけると根腐れしやすいです。
ヘゴ板や木枠に括り付けて上からつるして管理するのが一般的です。
どうしても鉢で管理したい場合は、ヘゴを四角に切って用土の代わりに使用します。
水やりは根にはあげずに、こまめに葉水をしましょう。
根は基本的に乾かして、空中湿度を高く維持するのがコツです。
肥料も薄めた液体肥料を霧吹きで葉に与えます。
冬のエリデスの管理
理想の越冬温度は15度ですが、最低でも10度は必要です。
冬でも15度を維持できるのであれば葉に霧吹きして水を与えます。
窓越しの日に当てた方がいいですが、窓の近くは温度が低くなるので注意してください。
低温の場合は、やや乾燥気味に管理します。
春から秋までのエリデスの管理
エリデスは屋外の風通しが良い場所に吊るして管理するのが基本です。
葉焼けしやすいので、春と秋は30%の遮光、夏は50%の遮光が必要です。
風通しの良い場所の広葉樹に吊るしておくのもいいでしょう。
吊るすと乾きやすいので、頻繁に霧吹きで葉水をあげるようにしてください。
15度以上ならいつでも植え替えできます。
根を折らないように注意してはずして、ヘゴ板や木枠に植え替えましょう。
根が3本以上でている子株があれば、子株をはずして殖やしていくことができます。
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