フラグミペディウム
フラグミペディウムは時々パフィオペディラムと間違えられるほど花姿が似ていますが、性質はかなり違います。
中米や南米の雨量の多い地域が原産地なので水が好きな洋蘭で、腰水で管理できるような種類もあります。
一方、ベッセアエのような高山性の種類には暑さが苦手で育てにくいものもあるので注意が必要です。
パフィオペディラムにはないような鮮やかな赤やオレンジ色の花色の品種も出回っていますので、コレクションに加えてみるのもおもしろいのではないでしょうか。
フラグミペディウムの育て方
フラグミペディウムは基本的に水が好きで水切れが苦手な植物です。
腰水が可能な種類もあるようですが、水が古くなると根腐れしやすくなります。
植え付け用土は水ゴケで、鉢は乾燥しにくいプラ鉢を使用します。
素焼き鉢は乾きすぎるので避けてください。
シンビジウムに使うようなミックスコンポストや小粒のバークでも栽培可能です。
最低温度は10度を確保してください。
真冬は窓辺のレースのカーテン越しの日光を当てるといいでしょう。
ただし、夜間は部屋の中央に移してくださいね。
春になって暖かくなったら50%遮光下で屋外で管理してください。
くれぐれも水切れさせないように注意します。
どちらかというと暑がる種類が多いので、風通しの良い棚上で管理して、真夏は朝夕、冷たい水で上からシャワーしてあげるといいでしょう。
パフィオペディラムよりも肥料も好きなので、春と秋には1,2週間に1回程度、洋蘭用の濃度に薄めた液体肥料をあげてください。
2年に1回程度、春か秋の気候の良い時期に植え替えしてあげてください。
株分けも同時に行えます。
3,4芽つけて清潔なハサミで切り分けてください。
水が古くなると新芽が腐ることがありますが、腐ったところをきれいに取り除いてあげれば、そのうちに次の芽が出てきます。
【開花予定株】 フラグミペディウム ベッセエ Phrag.besseae 7.5cmポット 洋ラン 洋蘭 インテリア omr
フラグミペディウム ベッセエの開花予定株です。
年中たっぷり水やりし、乾かさないようにしてくださいね。
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