サンゴミズキはシラタマミズキの改良品種で、落葉後の木肌が真っ赤で、赤サンゴみたいに美しいことからサンゴミズキと名づけられたようです。
暑さに弱いので、基本的には北関東以北で利用される落葉低木ですが、鉢植えも可能なので真夏には涼しい場所に避難させれば西南暖地でも栽培可能でしょう。
鮮やかな赤い枝はクリスマスやお正月のフラワーアレンジメントや生け花に重宝します。
寒地では育てやすい植物なので、お庭に1本あってもいいですよね。
サンゴミズキの育て方
植えつけは真冬に行います。
日当たりはいいが、できれば西日がかからず、夏場に風通しのよい場所に植え穴を掘って植えつけてください。
用土は庭土に堆肥や腐葉土をしっかりまぜて利用すればいいでしょう。
植えつけときには枝は切り詰めてください。
「ミズキ」の名前からもわかるように水切れしやすい植物ですので、植え付け時にはしっかり水やりし、根元にはワラなどでマルティングしてください。
真夏など乾燥するときは、庭植えでも少し水やりした方がいいでしょう。
枝が暴れやすいので肥料は少なめで、寒肥として有機質肥料をあげておけば大丈夫でしょう。
害虫はほとんどありませんが、風通しが悪いとウドンコ病がでることがあります。
枝が混み合うようであれば、適宜、まびき剪定して、風が中に入るようにしてください。
生垣に使う場合は、真冬に剪定し、あとは飛び出してきた枝を切る程度でいいでしょう。
鉢植えにする場合は大きめの鉢に、赤玉土6:腐葉土4くらいの割合の用土がいいでしょう。
肥料は固形の有機質肥料を置肥します。
鉢植えは乾きやすいので水切れに注意してください。
真夏にはできるだけ涼しく風通しのいい場所に移して山野草並みの管理をすると安心です。
花木 庭木の苗/サンゴミズキ(コルヌスアルバ):エレガンティシマ4?4.5号ポット
サンゴミズキはシラタマミズキの園芸種で、秋から冬にかけて木肌が真っ赤に色づき、たいへんきれいな落葉低木です。
エレガンティシマは冬枝が真紅になり、また夏の葉にも乳白色の覆輪が入ります。5〜6月には白い花、秋には紅葉と白い実、と四季を通して楽しめる品種です。
関東以北の寒い地域に特に好適です。