マユミ
マユミという植物は、ひょっとするとご存知ないかもしれませんが、「秋に真っ赤な実をたくさんつけて、きれいに紅葉する庭木」というとイメージできるかもしれませんね。
もっとも、同じような性質の庭木にニシキギ、ツリバナ、コマユミなどの植物があります。
これらは同じニシキギ科ニシキギ属の植物です。
ツルウメモドキは別属ですが、やはりニシキギ科に属しています。
マユミなどの赤い実をつける庭木は、秋のお庭のアクセントとして、庭植えやコンテナに1度試してみたいですね。
マユミの育て方
マユミは落葉樹です。
従って、植え付け適期は葉の落ちた真冬です。
庭植えの場合の植え付け場所は、春秋は日がよく当たり、夏場はやや日陰になる、風通しの良い場所です。
野趣を楽しむ植物ですので、元肥も含めて肥料は控えめにします。
コンテナ植えの場合は、赤玉土:腐葉土が1:1くらいの水持ちの良い用土の方が扱いやすいでしょう。
マユミは極端な乾燥には弱い植物です。
植え付け直後はもちろん、1年を通じて極端に乾燥させないようにしましょう。
特に夏場は水切れに注意するとともに、コンテナの場合は風通しの良い半日陰に移してあげましょう。
また、梅雨時以降は肥料をやらないほうが、きれいな紅葉になります。
マユミは雌雄異株なので、雄木には実はなりません。
園芸店で売っているものは全て雌木ですが、こぼれ種から生えたものは雄木の場合もあるので注意しましょう。
マユミで一番むずかしいのは剪定です。
剪定が強すぎると徒長枝ばかりでて、花がつかなくなります。
また、マユミは横に伸びやすく樹形を乱してしまいます。
また、花芽が春にできるので、春以降は基本的に剪定しません。
マユミは3月に剪定します。
横に強く伸びてしまった枝は切り戻し、込み合った部分は小枝を間引き剪定して、日光が株の内部まで射し込むようにしてあげてください。
熟したマユミの実は鳥に食べられてしまいます。
見た目は悪くなりますが、防鳥ネットを張ると被害は防げます。
コンテナは2年に1回は植え替えしましょう。
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類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
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自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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