ペパーミント
蒸し暑く、じめじめした梅雨には、何かすっきりとしたいですよね。
そういう時に重宝するのがペパーミントです。
ところで、ミントにはいろいろな種類があるのですが、一番よく利用されるのがペパーミントとスペアミントです。
普通に、ミントというと日本ではスペアミントを指すことが多いようです。
そしてペパーミントはスペアミントとウォーターミントが交配してできたものです。
ただし、香りは違っていて、ペパーミントの方がメントール臭が強くて香りがクールです。
スペアミントの香りの主成分はカルボンで清涼感はあるのですが、ペパーミントよりも穏やかで甘い香りがします。
葉もペパーミントは葉の先が尖っているのに対して、スペアミントは葉先がやや丸みを帯びていますね。
どちらも、デザートの飾りやミントティー、ゼリーやアイスクリーム、肉料理や魚料理などの臭み消しに使うことができます。
お好きな香りの方を選ばれると良いでしょう。
ミント類は非常に育てやすいので、是非、ご自宅で栽培されて、もぎたてをご利用ください。
ペパーミントの育て方
ハーブ一般に言えることですがミント類も非常に生育旺盛で増えやすい植物です。
地植えにすると、どんどん繁殖して、他の植物の領域を侵食してしまいますので、鉢植えかプランターなどに植えつけるようにしてください。
土質は選びませんが、鉢やコンテナに植えるときは清潔な市販の園芸用土を利用すればいいでしょう。
ミント類の特徴は水が好きで乾燥が苦手なことと、直射日光よりも半日陰の風通しの良い場所が適していることです。
極端に乾燥すると株が弱りますので、鉢植えの場合は注意して水やりしてください。
真夏の直射日光では日焼けすることがあります。
また、風通しが悪いと夏場には蒸れて枯れることもあります。
ただし、夏に枯れてもよほどのことがない限り、涼しくなると、また芽が出てきます。
ペパーミントは寒さに会うと地上部が枯れてしまいます。
冬も葉を利用する場合は鉢植えにして、真冬には室内に取り込めば葉が茂ったまま維持することができます。
肥料は春先に緩効性の粒状化成肥料を置肥しておくといいでしょう。
それ以上の施肥は不要です。
ペパーミントは生育旺盛なので鉢植えの場合は、毎年植え替えましょう。
鉢を1回りずつ大きくしていくか、鉢の大きさが同じなら株分けの要領で1株を小さくして植えつけてください。
春や秋の気候の良い時期には植え替えや株分けが可能です。
なお、ミント類はハイドロカルチャーで育てることも可能です。
ただし、全くの日陰では株が弱りますので、レースのカーテン越しに日が当たるような場所に置いておくといいでしょう。
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