ラベンダー
高原に咲くラベンダーは青紫の花色と高貴な香りで梅雨の蒸し暑さを忘れさせてくれますね。
ラベンダーは北海道が有名なように、高温過湿を嫌いますが、最近では本州以南でも容易に栽培できる品種が開発されてきました。
ラベンダーの育て方
ラベンダーを種子から育てるのは関東以南ではかなりむずかしい方です。
種まきは八重サクラの咲く頃が良いでしょう。
ラベンダーの種子は小さいので、種まき後は底面吸水しましょう。
ただし、置き場所は日陰です。
ラベンダーは本葉5枚くらいで鉢上げし、次第に日光に慣らしていきます。
苗を梅雨の雨に当てるのは避けます。
本州での最初の夏越しは、徒長覚悟で半日陰の涼しいところで2重鉢、というような感じの方が成功確率は高いでしょう。
普通は9月中旬に園芸店で売っている苗を花壇に植えつけましょう。
ただし、ラベンダーは風通し、水はけの良い場所に限ります。
もちろん春に種まきしたものもこの時期に花壇に植えつけることができます。
ラベンダーは暑がるくせに寒さも嫌いですから、土が凍らないように冬場はマルティングします。
北風に直接当たるのもよくありません。
ラベンダーは挿し木も可能ですが、ゴールデンウイーク頃から始めないと夏越しに苦労することになります。
ラベンダーの品種
大きくイングリッシュラベンダーとフレンチラベンダーがあります。
花の形が違うので見分けるのは簡単です。
上に書いた育て方はイングリッシュラベンダーのものです。
フレンチラベンダー系の品種の方が関東以南では栽培容易ですが、香りが違います。
ハーブというよりも宿根草として楽しむのが良いでしょう。
最近はイングリッシュラベンダーとフレンチラベンダーの両方の血が入った育てやすい品種がでてきました。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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