インターネット園芸大事典　チェリーセージ

チェリーセージ

チェリーセージは赤い小花がかわいい、サルビア（セージ）の仲間です。

以前から「花のきれいなハーブ」として人気がありましたが、
最近、品種改良により花色が豊富になってきました。

赤に白い絞りが入るものや、赤と白、あるいは赤と黄色のバイカラーの品種まであります。

斑入り葉の品種まで出回るようになってきました。

おしゃれな鉢に植え付けて、チェリーセージを愉しんでみませんか？

チェリーセージの最新品種の苗が入手できれば、いいのですが、
入手できない時は種子から育てましょう。

市販の種まきセットを使ってゴールデンウイークが過ぎてから種まきしましょう。

よく湿らせた用土に、1cm間隔くらいになるように、すじまきしてください。

厚さ5mmくらいに薄く土をかけます。

発芽するまで上に湿らせた新聞紙などをかぶせて乾燥を防ぎましょう。

発芽適温は25度と高いので、できれば屋内の暖かい場所で管理します。

発芽したら屋外の日当たりのよい場所に移してください。

なお、寒冷地などで夜温が下がる場合は、夜は室内に取り込みましょう。

本葉4枚で鉢上げしてください。

苗の植え付けには市販の草花用培養土を使用すればいいでしょう。

市販の苗の中には根が回っている物もあるので、根鉢の底を少し崩してください。

花壇に植え付ける場合は、西日の当らない、風通しの良い場所にしましょう。

腐葉土と緩効性化成肥料などで植え付け前に、土壌改した方が育ちが良いです。

植え付け直後に、たっぷり水やりすれば、花壇のチェリーセージには水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は、鉢土が乾いたら、たっぷり水やりしてください。

生育状況を見て、適宜、液体肥料をあげるといいでしょう。

チェリーセージは環境が良ければ咲き続けます。

茂ってきたら、適当に、半分くらいに切り戻した方が枝数も増えて、開花も揃います。

ちなみにチェリーセージは本来は半常緑低木ですので、
放任すると1mくらいになってしまいます。

チェリーセージはハーブの一種なので、病虫害は少ないのですが、
普通の草花と同じように、アブラムシ、ハダニ、オンシツコラジラミ、
ナメクジなどに注意してくださいね。

チェリーセージは意外と耐寒性が低いので、寒冷地では屋外で越冬できない品種があります。

その場合は、株ごとコンテナなどに掘り上げて室内に取り込むか、
挿し芽して、室内で管理してください。

挿し芽は２節くらいに切って、下の葉は全部切り取ります。

上の葉も2/3くらいは切ってください。

活力剤を加えた水に1時間程度、挿し穂を入れて、
湿らせた挿し芽用の土に挿せばOKです。

タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね！
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。

関東は水不足で取水制限が開始されました！
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね！

フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。
印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1～1.5ヶ月後に咲き始めます。